魔女っ子(予定)少女 まなちゃん 目次へ戻る

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魔女っ子(予定)少女 まなちゃん

 

 19.桃の記念日

 

「うう〜ん… あぁー どうしたらいいんだ〜」

僕は悩んでいた。
いや、それはいつものことだが、今回は悩みのレベルがまるで違う。
あと二、三日もすれば、まなちゃんの生理は終わるだろう。
そうなると、速やかに、あの約束を果たさなければならない。
僕は彼女の性の相手をしなければならない。

始めに約束したときは、それを軽く考えていた。
『いつものように、彼女のオモチャになっていればいい。』
穴が変わるだけ。それだけのはずだった。
しかし、彼女が期待していたものは違っていた。
そう。あの時…

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「やっくん。本気でやってよね。
 あたし、ぜったい、ふざけたりしないから。」

「本気でって?
 いつもみたいに遊ぶんじゃないのかい?」

「何言ってんの! 遊びじゃないの!
 だって、あたしの初体験なんだよ! ちゃんと本気でしてほしいよ。」

「本気かぁ。 …で? どうしてほしいんだい?」

「んっとね。普通の恋人がするようにしてほしいの。」

「こっ、コイビト?」

「そう。こ・い・び・と。」

「そいつは…難しいなぁ。」

「やっくんが色々教えてくれなきゃだめなんだよ。
 あたしは、やっくんに言われた通りにするからね。」

「でも、僕はこんなに小さいんだし、普通にするのは無理だと思うけど。」

「無理って、わかってる。けど…
 普通が無理だったら、それなら、ちゃんと本気でしてほしいの! お願い!」

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

『初体験なら、もう済ませたじゃないか。僕がタンポンに変身して中に入って。』
『コイビトじゃなくてコビトなら僕も慣れてるんだけどなぁ。』
いつもなら出ていたはずの、こんな冗談も口に出来る雰囲気ではなかった。
まなちゃんは真剣だった。
あの時の彼女の表情と言葉が、僕の眼と耳に、そして心に焼き付いた。
僕は彼女の気持ちを大切にしたい。
僕は彼女の期待に答えなければならない。
しかし…

「本気でするってったって… どうすりゃいいんだ?…」

∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽

夜。
まなちゃんは全裸でベッドの上にいた。仰向けに横たわったまま、じっとしている。
目を閉じているが眠っているわけではない。
彼女のすべての感覚は、ある一点に集中していた。
彼女がじっと動かないのとは対照的に、
その「点」は彼女の体の上を忙しく動き回っている。

彼女の下には厚手のタオルケットが敷かれていて、その下には大きなビニールシート。
もちろんそれらは、ちゃんと理由があって準備したものだった。

そして僕は、その広いグラウンドを這い回りながら、重労働の極みに挑戦していた。
5センチ足らずしかない普段の僕の身長ではあまりにも仕事にならないので、
今は、上限界に近い10センチまで大きくしてもらっている。
それでも、無茶なことには違いない。

『普通にしてほしい』というのが彼女の希望だった。
だから、まず始めはオーソドックスにキスから取りかかることにした。
僕は、髪の毛を伝って彼女の顔によじ登り、四つん這いになって頬を横切った。
鼻の横を通り、すぐに最初の目的地に辿り着いたが、これでは方向が悪い。
体の向きが逆だった。やはり正面から行くのが礼儀だろう。
まなちゃんの大きな唇。横から見ると、濃いピンク色をしたアザラシが2頭、
添い寝をしているようにも見える。それを回り込んで、彼女の下顎まで行った。
唇の向こうには、鼻の穴があった。ちょうど真正面だった。
小型のポリバケツほどもある穴が二つ横に並び、生暖かい風を定期的に吹き出していた。
お世辞にも可愛いといえる眺めではなかったが、これは見なかったことにした方がよい。
さっそく彼女の唇を両手で抱え、その真ん中に顔を埋めて懸命に舌を這わせた。
これでキスしていることになるのかどうか疑問だが、まなちゃんは、唇の隙間から
少し舌を出して応えてくれた。彼女にしてみれば、ほんのちょっぴり出した舌だが、
僕の顔面をなめ尽くすには十分な大きさだった。
巨大なピンクの唇。今にもパックリ開いて、吸い込まれてしまいそうな気がした。

その後、彼女の耳たぶを撫でながら首筋を経由して少し降り、
次の目的地に向かって歩く。
僕の足下は彼女の呼吸に合わせて、ゆっくり上下の動きを繰り返している。
普段『大平原』と銘打って、彼女をからかうネタにしている場所だ。
しかし、僕は以前からもう既に認識していた。
大平原が地殻変動で隆起し、微かに二つの膨らみを形成しつつあることを。
そして、その柔らかさも日に日に増していることを。
その、なだらかでちんまりと可愛い未熟な丘に、僕は本気で全力アタックする。
両の乳房の上を、螺旋を描くように外側から内側へ隈なく撫でながら這い回った。
そして、その先にある中心部には、片手で掴みきれないほど大きな乳頭がある。
すでに固く緊張してポッチリと起き上がったそれを、力を込めて揉み、歯を立てた。

「くふっ…」

一瞬くすぐったそうに震え、微かな吐息を漏らす彼女。

(だけど、あんまり役に立ってないよなぁ…)

本気と言っても、僕にはこれくらいの実力しかない。
僕は、激しい運動で猛烈に息を切らしながらも、
まなちゃんの両方の丘陵地帯をどうにか制覇(?)した。

(きつい! 苦しい! 思ったとおり、っていうか、むちゃくちゃ修羅場だ!)

『普通にする』場合は、もっと多くの場所を様々な手法で愛撫するのだろう。
しかし、今の僕には、そんな余裕は無かった。
まなちゃんは不満に思っているに違いないが、仕方がない。
最終目的地に辿り着く前に力を使い果たして、肝心の場所で満足に仕事が出来なければ、
本当の『役立たず』に終わってしまう。それでは全てが台無しだ。
もう行かなければならない。

僕は彼女のお腹の上を縦断した。今までで一番長い行程だった。
引きずりぎみの足がもつれて転げ落ちないように注意しながら進む。
疲れていても休んでいる暇は無い。
まなちゃんは、今までの僕の努力で、少しは熱くなってくれているはずだ。
ぐずぐずしていたら冷めてしまう。
かといって、体力も温存しておかなければならない。

どうにか最終目的地である秘丘の麓へと辿り着いた。
彼女には初潮があったものの、そこに生えているのは、まだまだ産毛だった。
僕は休む間もなく、ゆるやかな丘を登った。
その先の割れ目を力いっぱい押し開き、さやに隠れている豆を掘り出した。
豆の皮を剥くと、きれいなピンク色をした陰核が露になる。
それを両手で揉みしだき、キスをし、舌を這わせ、かじり付く。

「はうっ…」

まなちゃんの体がピクッと震えた。
女性の特に敏感な部分への刺激。
子供にとっては『くすぐったい』だけのその感覚。
11歳になったばかりのこの少女は、それ以上の何かを感じ取ってくれているだろうか。
彼女は、偶然か必然か、お尻の方の経験は少しばかり進んでいる。
性的に快いという感覚がわかっても不思議ではない。
彼女自身の期待感も僕の仕事の後押しをしてくれているはずだ。

まなちゃんの腰が動いた。
僕が上に載っているので遠慮しているのか、
ひくっ…ひくっ…と軽く痙攣するような動きだ。
割れ目の中では、くちゅくちゅ湿った音がしている。
最後の大仕事の準備が整ったようだ。
だが、現場の洞窟は、僕が見下ろしている崖の中程にある。
このまま降りて行くと、滑って、僕は崖下まで落ちてしまうだろう。

《まなちゃん………》

僕はテレパシーで合図を出した。
まなちゃんは無言のまま右手を伸ばした。
その指先で股下を軽く押さえ、手のひらで割れ目全体を覆った。
僕の仕事のために足場を作ってもらったのだ。
彼女の手と崖の間に出来た隙間に、僕は足から滑り込んだ。
背中を彼女の手のひらに押し付けて、手足を突っ張りながら、
転落しないように、彼女の割れ目の間を伝って目的地まで降りて行こうというわけだ。
こんな面倒なことをするよりも、彼女が僕の体を摘んで挿入した方が早くて簡単なのは
言うまでもないのだが、彼女は僕自身の意志で、僕自身の力でしてほしいと願っている。
僕が頑張らなければ意味が無い。

もぞもぞと動くコビト。まなちゃんは思わず声を漏らす。

「んふっ…やっくん。くすぐったい。」

《それもお楽しみのうちだよ。まなちゃん。》

彼女のサポートのおかげで、僕は思ったより楽に「そこ」へ辿り着いた。
同時に、彼女は両膝を立てて脚を開いた。
割れ目が自然に広がり、僕はその間へと吸い込まれていく。

「あ…やっくん…」

僕の体は一瞬で愛液にまみれてヌルヌルになった。
彼女の手のひらは、包み込むように僕の背中にぴったりと密着している。
ただし、けっして押し付けられてはいない。軽く添えられている感じだ。
それは、普段の彼女の『遊び』と決定的に違う点だった。
今の僕は、彼女に玩ばれているわけではない。
今の僕は、自らの意思で彼女と交わろうとしている。
エネルギーが僕の股間に一気に集結してきた。

(ありゃ… まずい…かな?)

僕の意思とは無関係に、堅く大きく膨張する一物があった。
はじめの目的は、彼女を喜ばせるための作業のはずだったのに、
驚いたことに僕自身が今までにないほど興奮している。むらむらして我慢できない。
それに、このままでは、大きく立ち上がったモノが引っかかって動きづらい。
なんとか、おとなしくさせる必要がある。

《まなちゃん。ごめん。
 先に僕が気持ち良くなっちゃっていいかな?》

《いいよ。やっくんの好きにして…》

《ありがとう。まなちゃん。》

僕は、濡れきったピンクの花びらを両手で掻き広げて、その奥を探った。
そして、既に極限状態の息子を穴に押し込んだ。といっても、
彼女の普通の小学生サイズの膣と、僕のミリ単位のペニスが合うはずも無い。
その穴は、膣口の少し上にある、もう一つの穴…尿道口。
それでも、僕の息子にはかなり大きい。ゆるゆるだった。
だが、それで十分だった。
正直言って、かなり溜まっていたし、彼女の「女」の部分の匂いに包まれて
猛烈に興奮してしまっていたからだ。
こんな風に言うと、僕と彼女との絡みが今まであまり無かったかのように聞こえる
かもしれないが、そんなことはない。
僕は、彼女の性器に密着することも日常的だし、匂いも嫌というほど味わっている。
だが、その時の僕は、彼女に一方的に玩ばれる立場だったし、苦痛もあったりで、
性的に興奮するどころではなかった。
ところが、今回に限っては僕主導で事が動いている。
彼女との約束を守るためとはいえ、僕自身の意志で彼女とこうしているのだ。

僕は、まなちゃんのオシッコの穴を突きまくった。
ぬちゅぬちゅと音がしている。
息子が一段と剛性を増すのがわかる。限界が近い。

「くうっ! まなちゃ…」

その瞬間、僕は肉声を上げていた。恥骨から背骨に抜ける充実した快感。
いつもは彼女の尿を流し出している管の中を、僕が放出したモノが少しだけ逆流した。

「はあ… はあ… まなちゃん…」

一瞬の幸福感。
そして、その後、急激に襲ってくる虚脱感。
巨大でグロテスクな肉の壁に包み込まれているという恐怖と嫌悪感。
ほんの少し前まで、あれほど素晴らしく思っていた匂いとヌメリと熱さを
今は負担に感じる。
その場から逃げ出してしまいたくなるほどではないが、少しだけ後悔した。
説明の必要は無いかもしれないが、男の性反応は女のそれと違う。
平常状態をゼロとすると、男はオーガズムに達した後、急降下し、
ゼロを通り越して、ほんの僅かだがマイナスにまで落ち込んでしまう。
ただ、マイナスに居る時間は数秒から数十秒ほどで、すぐに回復する。

(むう… いかん、いかん! たるんでる場合じゃない!)

僕は首をぶるぶると強く振った。

《まなちゃん、ありがとう。とっても気持ちよかったよ。》

《そお? なんだか、ぴくぴく動いてただけみたいだったけど…》

《ああ、満足したよ。今度は、まなちゃんの番だ。》

《うん…》

まなちゃんは小さく答えた。
頂上まで連れていってあげられるかどうか自信はまったく無いが、
ありったけのエネルギーを振り絞って、少しでも多く彼女を喜ばせたい。

《それじゃあ、行くよ!》

僕は体をくねらせながら、割れ目の間を少し下った。
手で探ると、真正面に洞窟の入り口があった。
両側の花びらを押し分けるようにして、洞窟の入り口へ両手を突っ込む。

『ぬちっ』
「あ…?」

まなちゃんが微かな声を漏らす。

今回は、何が起こっても「変身」しないつもりだ。
彼女は、生身のままの僕を感じたがっているし、僕もその期待に応えたい。
だから、僕の足首には木綿糸が結びつけてある。糸を三本撚りにした強力な命綱だ。

僕は両手で膣口を揉みほぐしながら少しずつ広げていった。
小さな粘膜質の扉が開くにつれて、僕の両腕もその中へと吸い込まれていく。
僕は、まなちゃんの手のひらを足場にして、蹴った反動を利用し、
ぬるぬる濡れたトンネルに向かって頭から入る。
二回、三回と蹴るたびに、僕の肩まで、そして胸までが彼女の体内に埋まっていく。
僕が前進する動きに合わせて、彼女がビクンと震え、膣がキュっと締まるのを感じる。
捻り潰されるほどの圧力ではないが、なかなか入りにくい。

身長わずか10センチの僕ではあるが、彼女は初心者なので、
『普通の男根』の代理としては、かえって手ごろな大きさなのかもしれない。
しかし、逆に言えば、僕にとって彼女の性器の中は、たいへん狭くて動きにくい
場所だということになる。大きさ的にはOKでも、体力的には全く心許ない。
僕自身の力だけで潜り込むのは予想通りの大変さだった。
彼女の手のひらを何度も蹴りながら、真っ暗な膣の中へと少しずつ体を納めていく。
生きたトンネルの蠢くような圧力を感じる。

(お?! これは… これがそうなのか?)

いわゆる処女膜らしき物の存在を感じた。
まなちゃんの膣が狭いとはいっても、それは非力な僕にとってであって、
今の僕の大きさは、普通の勃起したペニスよりは、かなり小さく細い。
幸いにも、まなちゃんの処女膜は開口部が十分に大きいらしい。
タンポンの時も平気だったし、10センチになった僕が処女膜の中を通っても
傷つけることは無さそうだ。

『ぐにゅ…にゅるるっ…』

ぷるぷると小刻みな振動を感じる。
まなちゃんは、下腹部に力を入れないように、一生懸命に我慢しているはずだ。
僕が予め、そうするように頼んでおいたからだ。
だが、完全に堪え切れるわけでもない。
時々『きゅっきゅっ』と締められる。僕は、それに耐え、徐々に奥へと潜っていく。
彼女は声を出しているのかもしれないが、膣内の僕にはまったく聞こえない。

《まなちゃん。もう少し辛抱してくれ。》

やがて僕の体は、膝から先を外に残してトンネル内に入り込んだ。
ここまで来ると、僕は脚を大きく曲げることが出来ないので、
まなちゃんの手のひらを蹴って進むことも困難になる。
だが、何もしなくても、僕の体はどんどん膣の奥へと吸い込まれていく。
膣の壁が微妙に蠕動運動し、ゆっくりと、しかし抗い難いほど強い力で
僕を引っ張り込んでいる。
女性が男性を受け入れようとするときに起こる現象だ。
自然な体の仕組みが正常に働いている。
もう、まなちゃんが満足するまで、僕は外には出られないだろう。

(暑いな。)

僕が彼女のお尻の中に閉じ込められているときもそうなのだが、
人間の体内という所は熱いところなのだ。その中で運動すれば、なおさら暑い。

とうとう僕の体が、足先まで全てすっぽりと、まなちゃんの性器の中に納まった。
このまま膣の内部を吸い込まれて奥の奥まで行く必要はないだろうと考えた僕は、
彼女に声をかけた。

《まなちゃん。もういいよ。》

『きゅ〜っ☆きゅっ☆きゅきゅっ!!』

僕がテレパシーを送ったとたん。待ちかねたように締め付けが始まった。
ぷるぷる震えながら収縮を繰り返すエネルギッシュな膣壁に圧縮され続ける。
彼女のお尻で遊ばれるときと比べると、ここはやっぱりずいぶん違う。
肛門括約筋は、うっかり挟まれて思いっ切り締められると致命傷になるほど強力だが、
いったん直腸まで入ってしまえば僕の体にかかるのは、彼女の内臓の圧力だけだった。
膣の場合も入り口付近の収縮力は強いが、肛門ほどの凶暴性は無く、
入り口から奥に至るまで、トンネル全体で程よく締め上げられるような感じだ。
とはいえ、コビトにとっては・・・

(ぐぅっ。 こりゃ… やっぱ… う… そうとう… きびしいなっ!)

だが、負けてはいられない。僕は、まなちゃんを気持ちよくさせると約束したのだ。
僕は、ありったけのパワーを振り絞って、体をくねらせ、手足をばたつかせた。
それに答えるかのように、まなちゃんの性器はきゅうきゅうと僕を締め付ける。

(くそっ! やってやるぜ! これでもかっ!!!)

まなちゃんの膣の無意識の蠕動運動は、まだ続いていた。
そのため、僕の体は、じわじわと奥に向かって吸い込まれ続けている。
この蠕動運動は、彼女が頂点に達した時点で、その方向が逆になる。
それは即ち、彼女をイカせるまで僕は外に出られないということを意味する。
僕は死にもの狂いで彼女の中で動き続けた。
ねっとりとした愛液があふれて、僕を包み、トンネル内を満たしていく。

《んふっ…やっくんが…動いてる。あたしの、おなかの中で動いてるよぅ…
 もっと…お願い…もっと、もっと動いて… もっとめちゃくちゃに暴れて!》

まなちゃんのテレパシーの声援だ。それを受けて、僕は更に張り切った。
だんだんと圧力が強くなる肉のトンネルの中で、僕は仕事を頑張った。
しかし、その根性も無尽蔵ではない。次第に、彼女の膣圧に対抗できなくなってきた。
だんだんと体が動かせなくなってきた。
膣の中には新鮮な空気はほとんど入ってこない。
激しい運動をしたため、普通なら30分は持つ僕の息も尽きかけている。

(ぐうっ… やっぱり、体内スーツを使えばよかったか…
 このままじゃ、まなちゃんの性器の中で行き倒れることになるぞ…)

もし体内スーツを着ていれば平気だっただろう。だが、そうしなかった。
僕は生身の体で、まなちゃんを喜ばせてやりたかった。それが本来の目的だ。
そうは言っても、このまま僕が死んだりしたら、彼女が喜ぶはずも無い。

(仕方ないな。助けを呼ぶか…)

僕は、諦めて命綱を引いてもらうことに決め、
まなちゃんに向けてSOSを発信しようとした。
その時である。
彼女の強いテレパシーが響いてきた。

《あっ…何? やっくん。これ何? あ? あ…くうーーーっ…》

世界が大きく激しく震れた。
それと同時に、僕は今までで最大級の圧縮力を受けていた。

「うがあぁっ!!!」

思わず苦痛の声が漏れた。
押し潰される? 死ぬ? そう思った。
だが、それがピークだった。
徐々に圧力が引いてゆき、やがて肉のトンネルはおとなしくなった。
僕の体は愛液と一緒に流され、足先が膣口から少し出たくらいで止まった。
頭を含めて、僕の体の大部分は、まだ彼女の膣内にある。
既に僕は体力を使い果たしていて、自力でそれ以上動くことが出来なかった。
テレパシーを出す気力も残っていない。
まなちゃんは、余韻に浸っているのだろうか、僕を性器に挟み込んだまま、動かない。
そのまま僕は気が遠くなっていった。

∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽

(ん… あ。 あれ?)

まなちゃんの顔が見える。不安そうな顔だ。僕を見つめている。

「まなちゃん…」

「やっくん! よかったぁ。 動いた。」

僕は仰向けに寝かされているらしい。首だけを動かして周囲を見回してみた。
そこは、まなちゃんの手のひらの上だった。背中に暖かさを感じていた。
上半身を起こしてみる。特に痛む所は無い。
どうやら僕は無事に生還できたようだ。

「やっくん、死んじゃったのかと思ったよ。
 いつまでたっても出てこないし、
 引っぱり出してみても、全然動かないんだもん。」

「ああ…危ないとこだった。ちょっと、はりきり過ぎちゃったかな…」

「もう! そんなに無理しなくてもいいのに。」

「ん。まなちゃんに喜んでほしくてさ。
 で、どうだった? 僕のパフォーマンスは?」

「う〜ん、そうねぇ。なんだかくすぐったいような…暖ったかいような…
 よくわかんないけど『じわーーーーーん』って感じで気持ちよかったよ。」

「そうかぁ。よかった。少しは役に立ったみたいだね。」

リスクの大きい仕事だったが、彼女にもある程度は満足してもらえたようだ。

「でも、ちょっとだけ期待外れかな。あ! ごめんね。やっくん。
 だって、もっともっと、すっごく気持ちいいものだって思ってたんだもん…」

「ああ。それはさ、あれだよ。
 まなちゃんは初めてだから、それくらいしか感じないんだと思うよ。
 これから、たくさん経験していけば、だんだん良さがわかってくるんじゃないかな。」

「そうなの?」

「そうなの!
 …と言いたいところだけど、やっぱり、僕のせいかな。
 生身のままだと、まなちゃんを気持ちよくさせる前にへたばっちゃう。」

「ごめんね、やっくん。無理させちゃって。
 この次の時は体内スーツでも何でも使っていいからね。」

(むぅ。『この次は…』かぁ。)

『危ないから、もう、しなくてもいいよ』という、まなちゃんの言葉を
少しだけ期待したが、やはり、それは甘かった。
この分だと、もっともっと体を鍛えておいた方が良さそうだ。

そして、しばらくの間、僕たちは無言で微笑み合っていたが、
やがて、まなちゃんが、うつむき加減で、ぽつりと言った。

「ねえ、やっくん…」

「ん。なんだい?」

「いつかね、やっくんが元の大きさに戻ったら… あたしたち、お別れなんだよね…」

「それは…」

『そのとおりだよ』と肯定しかけて、そのまま僕は言葉を失う。
つい今しがたまでの嬉しそうに顔をほころばせていた彼女と一転していた。
ひたすら悲しく暗い陰のある顔があった。

「お別れする前にね、普通にしてもらいたいの…。
 そのときなら、もう、無理じゃないよね。普通にできるよね?」

「いや、でも、しかし、そりゃ、まずいよ。やっぱ。」

まなちゃんは普通サイズの女の子で、僕はコビトだから、
女の子とオモチャの関係だから、
異常事態なのだから仕方が無いと割り切って、エッチなことでも何でもやってきた。
しかし、
僕たちの関係が小学生の女の子と赤の他人の成人男性に戻ったとたんに大問題になる。
普通にSEXどころか、二人きりで同じ場所に居るだけでも限りなく犯罪に近い。

「一度だけでいいの。
 やっくんとの一生の思い出が欲しいの。
 お願い…約束して…お願い…お願い………」

僕の胸に熱いものがこみ上げてくる。
まなちゃんの目は涙でうるんでいた。
いじらしい。負けてしまいそうだ。
しかし、ここで挫けてはいけない。
無責任な約束は出来ない。

僕は、約束を破る人間は大嫌いだ。
たとえ相手が子供でも、約束を破るのは絶対に嫌だ。
かといって、約束を守るために僕が犯罪者になれば、まなちゃんをも不幸にする。
どう答えれば、彼女を納得させられるだろうか。

まなちゃんは、まっすぐ僕の眼を見つめてくる。
彼女の瞳の中に、ある種の決心めいた色が現れて、それが次第に濃くなってきた。
なんだか、おどろおどろしたテレパシーが漏れているのも感じる。
考えるために僕に与えられた時間は少ないようだ。

(うーん。しょうがない。この手でいくか。少なくとも嘘じゃないよな。)

僕はゆっくりと口を開いた。

「それはダメだ…」

まなちゃんの目が大きく開かれた。口はへの字形に歪んでいる。

(おっと、すぐにフォローしないと!
 ヘタすりゃ、まなちゃんの胃袋の中だ。)

まなちゃんが失望のあまり強硬手段に出た場合、僕を食べてしまうかもしれない。
僕が何に変身したとしても、彼女は執念で僕を消化してしまうことだろう。

「一度だけじゃダメだね。」

「…?」

「何度でもしてあげるよ。」

「!?」

「ついでに言うけど、
 僕が元の大きさに戻ったからって、無理にお別れすることもないだろ?」

「??」

「僕が元通りの姿になったのなら、秘密にしとく必要もないし。
 まあ、まなちゃんと僕は歳が11も離れてるからね。
 変に思う人も居るだろうけど、気にしなくてもいいさ。
 今の世の中、年の差カップルなんかちっとも珍しくないからね。」

まなちゃんは目を大きく見開いたまま、口がぽかんと半開きになってきた。

「まなちゃんのお母さんがOKしてくれるか難しいけど、でも、必ず説得するよ。」

「やっくん… それって…」

「ん。本当の恋人同士になっちゃえばいいってこと。」

「ホント? やっくん。本当に一緒に居てくれるの? 出ていったりしない?」

まなちゃんの表情が一気にほころんでくる。

「いや、まあ、いきなり一緒には住めないよ。
 まなちゃんのお母さんが許してくれてからだね。」

「うん! あたしもお願いする!」

「ただし、まなちゃんが、その時になっても僕を好きだったら…の話だけどね。」

「嫌いになるわけないもん!!
 絶対だよ? 約束だよ! 指切りして! やっくん。」

まなちゃんは、左手に載っている僕に向かって、右手の小指を立てて突きつけてくる。
僕は、自分の身長と同じくらいの大きさの彼女の小指に自分の小指を当てた。
まなちゃんは、そのまま自分の小指ごと僕を握りしめ、振り回しながら歌った。

「ゆーびきーりげーんまん、
 うーそつーいたーら、ぱくっ、と、たーべちゃーうぞっ!」

「うわわ〜っ! まなちゃん!!」

まなちゃんは、勝手に歌詞を変えて、いかにも楽しそうに歌う。
僕は歌うどころではない。

「ゆーびきーった!!」

歌い終わると同時に、まなちゃんは手を開いて僕を空中高く放り上げた。

「わわあ〜っ!!!」

僕の体は、くるくる回り、再び彼女の手のひらで受け止められた。
その約束がよほど嬉しかったのか、まったく無茶をする。
下は柔らかいタオルケットなので、落ちても大きなケガはしないだろうが。

「やっくん。約束したからね☆ やぶったら、ひとくちで『ぱくっ』だからね?」

「はいはい…」

まなちゃんに相づちをうちながら、勢いとはいえ11歳の少女に対してプロポーズとも
取れる発言をしてしまったことを少し後悔していた。
僕は、少女の可愛らしさを鑑賞するのは好きだが、結婚しようとか、恋人として
付き合いたいなどとは思っていない。
今の自分の気持ちは、まなちゃんの兄貴か、さもなければ父親かといったところか。
そして、あと数年のうちに、彼女は、僕などより、もっとふさわしい男に出会うはずだ。
こんな事で、お互いを縛り合うのはよくないのだが…

(まあ、まなちゃんもそのうち、ケロッと忘れて
 ボーイフレンドなんか連れてくるかもしれないし、
 それまで謹んでおつきあいするということで、よしとしますか。)

そもそも、僕が元の大きさに戻れるという絶対的な保証がない以上、
今の暮らしがいつまで続くかわからない。
そっちの問題の方が断然深刻だ。
僕のそんな思いなどわかるはずもなく、まなちゃんは嬉しそうにはしゃいでいる。
今はいい。これでいい。

 


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