◆戻る場合は、ブラウザの「←戻る」ボタンをご使用ください。
「まなちゃん。ひとつ言い忘れたんだけど、
もしも、僕が元の大きさに戻ったとしても、
『普通にする』のは、まなちゃんが、もっと大きくなってからだよ。」
「え? どれくらいになったらいいの?」
「18歳。」
「ええ〜っ! そんなにならなきゃいけないの?」
「そう。ちゃんと法律で決まってるんだよ。
もし守らなかったら、僕はケーサツに捕まっちゃうんだ。」
「うーん。それなら仕方ないかぁ。
あ。でも、やっくんを小さくしてコビトにしちゃえば、してもいいんだよね☆」
「ええっ!?」
「だって、やっくんが、
あたしに『さっき、してくれた事』は、ケーサツに捕まらないんでしょ?」
「うっ… あー… まあ、それは、どうかな?…」
「あっ! そうだよ!
あたしがオトナになるまで『やっくんを元に戻さない』って手もあるじゃない。」
「いや、戻してくれよ!
っていうか、まなちゃん? まさか、もう、戻す方法がわかってるとか?」
「え? しっ、知らないよ。」
「おいおい。本当か?」
「本当だもん。『あの本』に書いてあったとおりにしたけど、ダメだったでしょ?」
「そうだったよなぁ…」
「心配しないで。あたしが責任とって結婚してあげるから☆」
「…………………………………………………………………………………………………」
「なぁに?」
「………………………………………………………………………………ふぅ(ため息)」
「もう! あたしと結婚するの嫌なの?」
「はぁ(ため息)…」
「あっ。あたし、テレビでやってた『トイレ流しの刑』試してみたくなっちゃった。」
「うわーっ!
まなちゃん。イヤじゃない! 嫌じゃない! 嬉しいよ僕は。
でも、ほら、結婚って、女の子が16歳にならないと出来ないから。ねっ?」
「えーっ!? そうなんだ。
あと、んーっと…5年かぁ。まだ、ずーっと先だよね。」
「そうそう。
そんな遠い未来のことなんてさ、わかんないじゃないか。
それより、ベッド片付けて早く寝ようよ。僕、すっごく疲れちゃったよ。」
「そうだね。一緒に寝ようね。やっくん。」
「今夜は潰さないでくれよ。まなちゃん。」
遠い未来どころか、『人生一寸先は闇』。コビトなら尚更である。
僕は、その日まで生きのびることが出来るのだろうか。
◆戻る場合は、ブラウザの「←戻る」ボタンをご使用ください。