魔女っ子(予定)少女 まなちゃん 目次へ戻る

 ノートリストへ戻る

 入り口へ戻る

 


魔女っ子(予定)少女 まなちゃん

 

 16.梅雨の晴れ間に

 

「はあ〜っ! たまには一人で散歩もいいもんだなー」

 

頭の上には真っ青な空。そして、眼下に広がるくすんだ色の屋根の波々。

単刀直入に言うと、僕は今、鳥に変身して空を飛んでいる。

上空から眺めると、普段見慣れた景色もまるで違って見えるという不思議な感覚に加え、

風を切って飛ぶ爽快感に、少し興奮気味だった。

ここ1週間ずっと雨続きの鬱陶しい天気だったが、今日はそれがウソのように晴れ渡っている。

6月下旬にしては珍しい。久々のまぶしい太陽だ。

僕は普段は(普通の人間だった頃から)あまり散歩などしないが、

梅雨の晴れ間となると、なんだか外出しなければ損のような気がしてくる。

というわけで、こうして出てきたのだ。

 

(ん? あれは、川…かな?)

 

いつの間にか、まったく知らない場所を飛んでいることに気がついた。

調子に乗って、ちょっと遠くまで来すぎてしまったようだ。

 

(ちとヤバいかも。 そろそろ、帰るか。)

 

まなちゃんも、もう学校から家に帰ってくる頃だ。

僕はくるりと反転し、もと来た方向へ進路を向けた。

その時、

 

『ばさっ! ばさっ!』

 

僕に向かって急接近する真っ黒で巨大な影があった。

その正体はすぐにわかった。

 

(まずいっ! カラスだ!!)

 

僕は、変身しても大きさは元のコビトのままである。

だから今はスズメよりも小さいくらいのはずだ。

カラスなどに襲われてはひとたまりもない。

美少女に食われるのならともかく、カラスの餌になるなんて絶対に嫌だ。

 

(くっ!)

 

僕は敵から逃れようと急降下を始めた。

だが、言うまでもなく飛行速度は僕よりカラスの方が速い。

 

『ごん☆』

(だっ!)

 

そのカラスは鳴き声も出さずに襲ってくる。

 

『ごん☆ごん☆』

(痛だっ!痛だっ!)

『げしっ☆』

(痛だだっ!!!)

 

何度かヤツの攻撃を受けてしまった。

幸運にも、まだかすり傷程度で済んでいるが、

このままでは致命傷を負わされるのも時間の問題…

 

(隠れなきゃ! あ!)

 

幸いにも、すぐ近くの家の2階の窓が開いているのが視界に入った。

必死で、その窓へ飛び込んだ。

僕は床をごろごろと転がり、何かにぶつかって止まった。

全身に激痛が走ったが、そんなことよりも、ヤツはどうしたか?

涙で滲んだ目で窓の外を確認すると、

悔しそうにガァガァ鳴きながら去っていくカラスの後姿が見えた。

さすがに人家の中まで追ってくる気にはなれなかったらしい。

 

「た、助かったぁ…」

 

心臓が落ち着くのを待って、自分の身体を点検してみた。

カラスの爪にやられた背中の擦り傷がちょっと痛んだが、

他にはこれといったケガもないようだ。

 

「ふは〜…」

 

僕が安堵の息を漏らしたその時、

 

「うるさいカラスね! 何しに来たのかしら?」

 

すぐそばで誰かの声が響いた。

僕はカラスから逃げるのに必死だったので考えが及ばなかったのだが、

当然、人家には人が住んでいるのだ。

 

僕は恐る恐る声のする方向に目を向けた。

女の子だ。

まなちゃんと同い年くらいだろうか。

薄いピンク色のTシャツにデニム地のミニスカート姿だ。

ちょっと長めのクリーム色の靴下を穿いている。

 

「!?」

 

(しまった!)

 

タイミング悪く、その女の子と目が合ってしまった。

 

「あれ? 何これ?…」

 

女の子がパタパタと近づいてくる。

見上げれば、ぱんつはピンク色のシンプルなデザイン…

っと、余裕こいている場合ではない。

 

(ひええ〜〜〜)

 

女の子は僕を掴み上げて顔の前に持っていった。

 

「これって、フィギュア?」

 

その女の子は僕をひっくり返しながらしげしげと観察している。

 

(フィ、フィギュア…!? そうか!)

 

僕は、自分のこの姿を人に見られて、とっさに緊張して固まっていたのが幸いしたらしい。

 

(とっ、とにかく、動いたら最後だ。)

 

全身の筋肉に力を込め、息もなるべく我慢した。

 

「これ、さっきのカラスが落として行ったのかな…

 だけど、これって、何のフィギュアなの? こんな人、知らないよ。」

 

(知らなくていいよ。知らなくて…って、えっ!? ヒト?)

 

「芸能人じゃないよねー。なんか、おとなの男の人みたい。」

 

(男って…僕は鳥の姿をしてたはずなのに……… あ!?)

 

迂闊だった。カラスから逃げ切って気が抜けて、

どうやら人間の姿に戻ってしまったらしい。

だが、いまさら変身し直すわけにもいかない。

彼女が僕をフィギュアだと思ってくれているのが救いだ。

このまま人形のフリを続けるしかない。

彼女は、僕を机の上に立てて置いた。

ここは、この女の子の部屋のようだ。

 

「でもこれ…汚ったないフィギュアね… 真っ黒けー」

 

いかにも嫌そうなしかめっ面でそうつぶやくと、

彼女は僕を机の上に残したままスイッと部屋を出て行った。

なるほど。僕はカラスに襲われている間に、ずいぶん汚れてしまったようだ。

 

「おっと、そうだ。今のうちに逃げよう!」

 

再び鳥に変身しようとしたその時、

ふと机の上に置かれているノートが僕の目に入った。

そのノートには、女の子の名前とクラスが書かれていた。

 

『5年2組 佐久間恵里』

 

「へえ。そういえば、まなちゃんも5年2組だったな…

 そいでもって、佐久間恵里ちゃんか…

 恵里ちゃん… 恵里ちゃん… エリちゃん!? って、まさか…」

 

そうだ。この辺りは、まなちゃんが通っている佐和都小学校の学区内のはずだ。

ということは、さっきの女の子が、まなちゃんの『天敵』、

あの恐怖の「恵里ちゃん」と同一人物であるのは、ほぼ間違いない。

(※「7.ミキちゃんのシャワー」を参照。)

 

なんということだろう。

意地悪で乱暴というあの恵里ちゃんの家に、

よりによって僕は入り込んでしまったのだ。

 

(今すぐ逃げよう! 変身だっ!……あ………)

 

僕は変身できなかった。

恵里ちゃんが戻ってきたのだ。

この場で変身すれば、不審に思われるに決まっている。

最悪の場合、正体がばれてしまうかもしれない。

 

《まなちゃん! まなちゃん! 助けてくれぇ!!》

 

僕は、まなちゃんに向けてテレパシーを発信した。

テレポートで助けてもらおうと考えたのだ。

だが、まなちゃんからの応答はない。

 

《まなちゃん!! まなちゃ〜ん!!!》

 

何度も試してみたが、やっぱりだめだ。

これだけ距離が離れていると、テレパシーは伝わらないのかもしれない。

 

『やっくんを誰かに取られるくらいなら、あたしが食べちゃうんだから!』

 

まなちゃんの言葉を思い出して、ぞっとした。

恵里ちゃんはまっすぐ、こちらへ向かってくる。

僕は体をこわばらせて身構えた。彼女の巨大な手が僕を掴む。

 

(僕は、この性悪娘に、どうされてしまうんだ?)

 

身体が小刻みに震えて止まらなかった。

いけない。動いたらフィギュアでないことが恵里ちゃんにわかってしまう。

たとえバレなくても、意地悪な乱暴者とくれば、ただでは済みそうにない。

 

(散々オモチャにされた挙げ句、

 手足をもぎ取られて、ゴミ箱に捨てられるとか…ひ〜っ!!)

 

最悪の結末が頭に浮かんでくる。

 

(こんなことなら、まなちゃんに喰い殺された方がよほどマシかも…)

 

僕は、やけくそ気味になってきた。

 

(正体がバレてもかまわないさ。スキを見て変身して逃げてやる!!)

 

僕が、そう考え始めた時のことだった。

冷たい水のような感触が僕の身体を覆った。

 

(いよいよ、乱暴されるのか!?)

 

だが、様子が少し違っていた。

 

(ん? これは、ティッシュ?)

 

僕を包み込んでいるのはウエット・ティッシュのようだ。

その上から、恵里ちゃんがゆっくりと指を動かしている。

 

「こんなに汚れちゃって。

 かわいそうに、さっきのカラスに苛められたのね。」

 

(え?…)

 

「待っててね。今、きれいにしてあげるから…」

 

(え??…… え???………)

 

意外と言うかなんと言うか、

恵里ちゃんは、僕の汚れを拭き取ってくれているらしい。

 

(これは、なんか、話が違うな…

 性格、けっこう穏やかなんじゃないか?… い、いや。まだ油断できないぞ。)

 

恵里ちゃんは、小さな僕の体を丁寧に拭いていった。

大事なものを扱うときのような優しい手つきだ。

そして、僕を拭き終わった彼女は、再び僕を机の上に立てた。

 

「うん☆ まあまあきれいになったかな… よかったね。」

 

にこっと微笑んで、僕をじっと見つめる。

 

(なんだぁ… 恵里ちゃんって噂と反対で、優しい娘なんじゃないか?)

 

まなちゃんが恵里ちゃんのことを大げさに言っているのか、

それとも、まなちゃんに対しては本当に彼女は意地悪なのか。

少なくとも、今僕の前に居る恵里ちゃんに悪意は微塵も感じられなかった。

 

僕は、あらためて恵里ちゃんを観察してみた。

栗色の髪の毛をショートカットにしている。

鼻筋の通った顔つきは、それほど飛び抜けてはいないものの、美人系だ。

ソバカスが少しあるが、それがかえって可愛らしくもある。

 

「あなた、ちょっと加賀センパイに似てるわ…

 あ、加賀センパイってね、あたしのクラスメートのお兄さんなの。」

 

(ん? 僕に向かって言ってるのか?

 むむぅ…人形相手に話をするとは…)

 

「片思いなの…」

 

(え?)

 

「ホントはクラスのみんなとも仲良くしたいのに、

 どうしても、つい意地悪しちゃうの…

 加賀センパイだって、こんなあたしのこと、きっと好きじゃないわね…」

 

恵里ちゃんの目が微かに潤んでいる。ウソ泣きとも思えない。

いや、そもそも人形相手の独り言で偽りを演じても意味がない。

 

「あなたを見てると、センパイと一緒に居るみたいな気がするわ。」

 

(う…か、かわいいじゃないか…)

 

意地悪で乱暴者だと噂の恵里ちゃんは、本当は普通の、恋する少女だったのか。

ただ、いつもは素直に出来なくて誤解されている非常に損な性格だということ

なのだろうか。

 

「ねえ、お願い… しばらく私と一緒に居てほしいの。

 あなたの本当の持ち主は、きっと探してあげるから。ね、いいでしょ?」

 

僕はこのようなシチュエイションにすこぶる弱い。胸がクッとしてくる。

 

(「いいとも」って返事をしてあげたいのはやまやまなんだけどなあ…)

 

それにしても、たかが小さなフィギュアひとつなのだから、

拾って自分の物にしてしまってもかまわないだろうに、

なんとも律儀な娘だ。

彼女の爪の垢が欲しいくらいだ。(もちろん、まなちゃんに飲ませる。)

 

「えっと。それじゃあ、ポケットの中にでも入っててくれるかなあ。」

 

そして左胸のあたりに手を伸ばす恵里ちゃんだったが、

ポケットにかかるはずの指に手ごたえはなかった。

 

「あれ? あ、そっかあ… Tシャツだからポケット無いね。

 スカートのポケットはぎゅうぎゅうで可哀想だし…どうしよう…」

 

しばらく考えた後、彼女は行動に出た。

Tシャツをお腹のほうから捲り上げると、僕をその中に突っ込んだ。

 

(わっ! ちょっとちょっと… ん? おおっ!?)

 

恵里ちゃんの胸は特徴ある形の布に覆われていた。

今時、小学5年生ともなればブラジャーを着けていても何ら不思議はない。

もちろん、ジュニア用の、ほんの申し訳程度のカップだが…

彼女は空いている右手でブラと左胸の間に隙間を作り、その中に僕をそっと押し込んだ。

そして手を引き抜き、ふんわりとブラの形を整えた。

僕は、彼女の発育始めの柔らかな弾力のある胸とブラの間に優しく包み込まれた。

そこには、女の子の甘い香りが充満していた。

 

(やれやれ。恵里ちゃんより、むしろ、まなちゃんの方が乱暴だよな。)

 

恵里ちゃんのにおいをいっぱい感じながら、僕は思わず苦笑する。

彼女の乳房とブラのカップとの間にはかなり隙間があった。

今後どんどん成長するだろう恵里ちゃんの胸を見越して、

少し大きめのブラジャーを選んだに違いない。

おかげで僕は圧迫されることもなく、息苦しくもない。

 

(ブラか…まなちゃんには、まだまだ必要ないものだな…)

 

ちょっと考えて苦笑した。

まなちゃんがこれを聞いていたら間違いなく反論するだろう。

「胸を締め付けられるの嫌だもん。だから着けないんだもーん!」とか言って。

 

∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽

 

それからしばらくの間、僕はそのまま恵里ちゃんのブラの中で過ごすことになった。

僕は人形のフリをしているわけだから、もちろん動くことは出来ない。

それだけが、ちょっとつらい、いや、かなりキツい所ではある。

そして数時間も経っただろうか。

僕は恵里ちゃんの胸から離され、ブラのカップの中に横たわっていた。

 

(ここは? 風呂場?)

 

恵里ちゃんは、ブラごと僕を脱衣かごに丁寧に入れ、

その隣に、脱ぎたてのピンク色のぱんつをそっと置いた。

ブラの中とは違う少しだけ甘酸っぱい匂いがふわっと流れてくる。

そして僕の前には当然、スッポンポンの恵里ちゃんが居た。

まなちゃんと比べて多少胸が大きい他は、体つきも殆ど変わらない。

ただ、アソコの毛は幾分濃いかもしれない。

濃いと言っても、うぶ毛程度であることに変わりは無いが。

 

「あたしはお風呂に入るから、ここで待っててね。」

 

僕にそう声をかけて浴室に入ろうとした恵里ちゃんだったが、

そこではたと足を止め、踵を返して戻ってきた。

 

「ねえ、あなたも一緒に入らない?

 服だって脱いで洗っちゃった方がいいよ。

 ティッシュで拭いただけじゃ、汚れも落ち切らないでしょ?」

 

(あー…。やっぱり、こうなるのか…

 でも、恵里ちゃんはすごく優しいし、

 それに、まなちゃんほど変な趣味はしてないだろ…)

 

恵里ちゃんは、僕の服をヘアピンの先で器用に脱がせた。

 

「きゃ!?」

 

突然彼女は悲鳴とも歓声ともつかない声を上げる。

彼女の視線は僕のナニに集中していた。

 

「わ〜っ!

 ちゃんと付いてるー。

 お父さんのと同じ感じで…毛も生えてるし…

 本当の大人のひとみたいなフィギュアね。特別製なのかなぁ?」

 

(あはは…ホントに人間なんだけどね…)

 

恵里ちゃんは、裸の僕を掴んで浴室に入った。

僕を湯船の縁に立てると、彼女は何度も湯かけをしてから湯船に入った。

 

「ねえ。さっき、あなたをブラの中に入れてた時、

 あたし、変な気持ちになっちゃったの。

 加賀センパイにおっぱいを舐められてるような気がして…」

 

僕を人形だと思っている恵里ちゃんは、大胆な発言を平気で繰り返す。

 

「あたしって、エッチなんだ…

 センパイ。こんなあたしのこと、ケーベツする?」

 

恵里ちゃんは僕のことを思い人に見立てて話し続ける。

返事をしてあげたい気もするが、人形は黙って彼女の独白を聞くしかない。

 

「あたし、センパイのことを考えるとね、いつもいけない想像をしちゃうの。」

 

恵里ちゃんの両手のひらは、いつのまにか自らの小さな胸のふくらみを包んでいた。

そして、ゆっくりと円を描くように動く。

 

「あたしのおっぱい、センパイに舐めて欲しいって。

 ううん。おっぱいだけじゃないの。ごめんなさい。ここも…」

 

恵里ちゃんが少し中腰になると同時に、彼女の左手が湯船の中に沈んでいった。

よく見えないが、底の方でもそもそ動いているのがわかる。

右手は、左胸を揉んでいる。中指で乳首をくりくりしている。

こうして、いつもそのセンパイとやらを心に描いて自慰をしているのだろうか。

恵里ちゃんの息づかいがだんだん激しくなってくる。

 

「あん… うあっ… んくっ…」

 

切なそうな声も漏れてきた。

 

「ああっ… センパイ… あたしのおっぱいに…」

 

(え?)

 

突然、恵里ちゃんの右手が僕を鷲掴みにした。

そして僕は、瞬く間に彼女の胸に押しつけられていた。

 

(うぐぐっ!)

 

そのまま僕は彼女の手のひらと胸の間に挟まれてムニムニと揉まれた。

僕の頭が、彼女の固くなった乳首を刺激する位置にちょうどいっている。

 

「くあっ! センパイ! コリコリして… 気持ちいいよぉ…」

 

(あぁ…このままだと、ひょっとして…)

 

「センパイ! 今度はこっち。こっちに来て!」

 

(うえーっ!! やっぱりー!!!)

 

『ちゃぷん! ごぼごぼっ…』

 

一気に湯船の底まで沈められた。水圧で耳がキンキン痛い。

恵里ちゃんは僕を人形だと思っている。だから特に気にもせずお湯の中に突っ込んでくれる。

鼻に湯が入ってつんとなった。涙が大量に出たが、それはそのまま湯に溶けていった。

視界は良くない。水中では目の焦点が合わないからだ。全てがぼやけた世界になる。

だが、行く手には恵里ちゃんのクレバスが待ちかまえているはずだ。

 

(むぎゅぅ〜!)

 

恵里ちゃんの秘丘の真ん中に僕の全身が押しつけられた。

そして、彼女の手のひらと割れ目の間に挟まれてぐりぐり擦られた。

擦られて往復するたびに、僕の体は少しずつ割れ目の内部に押し込まれていく。

やがて、恵里ちゃんの手の動きが変わった。

彼女の手は、股間を前後に往復しながら、だんだん後ろの方へと移動していった。

もちろん僕も一緒にだ。

そうするうちに僕は彼女のお尻の割れ目にすっぽりとはまりこんでしまった。

恵里ちゃんは中指をお尻の割れ目に這わせた。

その指で僕は彼女のすぼまりへと押しつけられ揉まれる。

彼女の菊門の模様が僕の顔に刻みつけられんばかりに圧迫される。

ときおり肛門括約筋がきゅっきゅっと締められると、

まるで僕の頭が彼女のお尻の穴にかじられているように感じる。

 

水中でこれだけされているにもかかわらず、じつは僕にはまだ僅かな余裕があった。

なぜかというと、それは、まなちゃんとの訓練(?)の賜物だ。

僕は慣れたのか、鍛えられたのか、息止め30分くらいは出来るようになっている。

もはや人間業ではない気もするが。

 

(でも、やっぱり痛いし、やっぱり苦しいっ!)

 

恵里ちゃんの手の動きがまた変わった。

彼女は僕をお尻の割れ目から引きずり出した。

親指と中指で僕の胸と背中を挟み、人差し指は僕の足先に添えられた。

 

(ううっ。いよいよか…)

 

一度アソコに入れられてしまったら簡単には出してもらえないかもしれない。

そうなるとさすがに息が持たない。

今の時点でもう20分以上呼吸をしていなかった。

それに、まなちゃんと比べて恵里ちゃんはコビトと遊ぶときの力の入れ加減を

知らないので、アソコに挿入されるときに押し潰されてしまう恐れが大きい。

そもそも彼女は僕を人形だと思っているのだから、その手の気遣いは期待できない。

いよいよ危ないという時は奥の手の「変身」能力を使うしかないが、

恵里ちゃんに不審がられるのは困る。

それがきっかけで、まなちゃんと僕との秘密がバレないとも限らない。

 

そんな思いを巡らせている間に、僕は恵里ちゃんの前の方に持ってこられていた。

彼女の秘丘の正面らしい。彼女は右手の人差し指と中指で割れ目を開いている。

予想通り、僕はその真ん中へと運ばれていった。

くちゅっ…という感じで、僕の頭が割れ目の間に挿し込まれた。

恵里ちゃんは左手指に次第に力を入れて、僕を性器の中へ押し込もうとしている。

指の動きはいかにもぎこちない。慣れていないのだろうから無理もない。

その上、お風呂のお湯の中では愛液が洗い流されて、滑りが今一つなので、

彼女が相当に苦労しているのは容易に想像できた。

数分間の奮闘の後、あせった彼女は、僕を押す指に更に力を入れてきた。

これ以上強くされると耐えられない。骨が砕けてしまう。

 

(ぐぐうっ!! え、えりちゃん!!)

 

次の瞬間、恵里ちゃんの体がビクッと揺れた。

そして僕は水底から酸素豊富な空気の中へ、湯船の縁へと戻されていた。

 

「い… いたたたた!」

 

恵里ちゃんがうめいている。いわゆる初心者の「挿入失敗」ということか。

 

「はあっ… はあっ… ふう〜っ…」

 

少しの間、痛そうに顔をしかめていた恵里ちゃんだったが、ひとまず落ち着いたとみえ、

彼女は照れくさそうな笑顔で、僕に向かってぺろっと舌を出した。

 

「えへへ… 入らなかったね。」

 

恵里ちゃんは、指遊びの経験は豊富なようだが、

あまり奥の方までは開発されていないのかもしれない。

アソコと道具の滑りを良くしておかないと痛いのは当然だろう。

それにしても、挿入失敗で痛かったりすると、遊び道具の人形などそのまま湯船の中に

放置されてもおかしくないのに、わざわざ湯船の縁まで僕を戻してくれるとは、

恵里ちゃんの律儀さに感心し、また少し可笑しくもあった。

 

オナニーは諦めたのか、恵里ちゃんは湯船から上がり、体を洗い始めた。

ボディーソープをスポンジにたっぷり含ませ、首の周りに這わせる。

 

「センパイ! 今度は、あたしの体を洗って!」

 

(うひー! なんとなくわかってたけどー)

 

彼女は泡だらけの手で僕をつまんだ。そのまま穴あきスポンジに足から押し込まれる。

スポンジの穴は僕の全身を納めるには少し小さかった。穴からコビトの肩から上だけを

のぞかせたスポンジで、彼女はそのまま自分のおなかのあたりをを擦り始めた。

 

(ぐふっ! ぐぶぶっ!!)

 

このボディーソープが、目にしみにくいタイプだったのは助かったが、

呼吸がほとんど出来ないので、湯船に沈められているのとたいして変わらない。

水圧がかからないだけ、まだましと言うべきか。

僕は恵里ちゃんの体中にこすり付けられた。

彼女は、やっぱり、胸と股間を集中的にこすっている。

僕を性器やお尻の穴の所で止めたまま、しばらく動かないこともある。

何か妄想にでも耽っているのだろうか。

 

「あ!? もしかしたら…」

 

偶然(?)恵里ちゃんは、ボディーソープで滑りが良くなっていることに気付いた。

アソコやお尻に指を突き立てると、つぷっと簡単に入っていく。

 

「センパイ! 今度こそあたしの中に来てね!」

 

恵里ちゃんは、まだ諦めてはいなかった。

 

「でも、ちょっとつるつる滑り過ぎかなぁ。

 スポッと入っちゃって、出てこなくなったら大変だわ。」

 

やけに冷静でもある。

 

「それとも、センパイは、ずう〜っとあたしの中に居たい?」

 

冗談とも本気とも取れるセリフがちょっとだけ怖い。

 

(いや、ずっとは困るよ。ずっとは…ん?何するんだ?)

 

恵里ちゃんは、どこからか一本の糸を取り出し、僕の足首にそれを結び付けた。

タロットカードの逆さ吊りのように縛られ、情けない姿だったが、

彼女はそんな僕を見つめて微笑んだ。

 

「ふふっ。これで奥まで入っても大丈夫よ。センパイ☆」

 

彼女は立ち上がり、左足を上げて腰掛けの上に載せ、少し前屈みになった。

タンポンを使うときの基本姿勢だ。

 

そして、先ほどと同じように左手で僕を持ち、右手で性器の入り口を広げた。

どうやら彼女は左利きらしい。

 

「来て… センパイ…」

 

指で掻き分けられたピンクの唇の間に、少し紫がかった膣口が見える。

さっきは水中だったのでよく見えなかったが、今度はハッキリとそれがわかる。

 

『くちっ…』

 

恵里ちゃんは僕の頭を狙い違わず膣口に押し当てた。

そのまま、力を加えていく。

 

『ず… ずにゅる…』

 

(うぐっぶぶっ…)

 

「痛… あっ… センパイが…あたしの中へ…」

 

まだ少しは痛いらしい。恵里ちゃんはまだ子供なのだからそれも仕方ない。

 

「くる…入ってくるよぉ…」

 

僕は頭から少しずつ、恵里ちゃんの割れ目の中へと消えていく。

滑りが良くなった今、彼女が僕を膣へ挿入するのは、それほど難しくないだろう。

僕は、彼女の小指の大きさほどしかないのだから。

恵里ちゃんの処女膜がどうなっているかは知らないが、

タンポンを使える程度の穴があいているならば障害にはならないだろう。

 

やがて、僕は完全に、恵里ちゃんの性器の中へと納められた。

 

「…んぁ…ぜんぶ…入っちゃったあ… く…センパイ…

 もう逃げられないんだから… あたしの中でいっぱい遊んで…」

 

恵里ちゃんは、バスマットに仰向けに寝転がると、両膝を立てて脚を大きく開き、

水よりも濃く粘ついた液体を滴らせた恥ずかしい部分に左手の中指を突き立てた。

その指で、僕を更に奥へ奥へと押し込んでいく。

押し込むだけでなく、指を前後させたり、回すように動かしたりしている。

といっても、恵里ちゃんの膣は指1本を受け入れただけで既にキチキチなので、

前後ならともかく、回転運動は殆どできていないのだが…

普段の指遊びで覚えたのだろうか、あくまでソフトにゆっくりと動かす。

 

『くちゅっ…みちゅっ…くぷぷ…』

 

浴室内に微かな音がこだまする。

 

「センパイ! ん… センパイの感じがする…」

 

恵里ちゃんの指の動きがだんだんと速くなる。

右手も休むことなく胸を揉みしだいている。

 

やがて、彼女はびくんびくんと痙攣しながら体を弓なりに反り返した。

それと同時に、彼女の膣は、内部に閉じ込めた僕を凄まじい力で

きゅうきゅう締め付けてきた。

 

「あひいーーーっ!!!」

 

(ぐぐうぅぅぅっ…)

 

恵里ちゃんの性器は脈打つように締めたり弛めたりを繰り返しながら、

ゆっくりと膣圧のピークを迎え、そしてまたゆっくりと収まっていく。

 

恵里ちゃんはバスマットに横たわったまま、もうほとんど動かなくなった。

外見的には動いていないが、彼女の膣壁は、時々思い出したようにピクッとする。

膣内に居る僕だからこそわかることだった。

 

それから何分か後、僕は恵里ちゃんの中からズルズルと引き出された。

まるで使用済みのタンポンのように。(ちゃんと糸も付いている。)

これほど簡単に出て来られたのは、恵里ちゃんが先を見越して僕の足に結び付けた

この糸のおかげだ。

もしもこの糸が無くて、恵里ちゃんが僕を性器の中から取り出せなくなったりすると、

まさか「人形」である僕が自力で這い出すわけにもいかないから、病院行きということ

になったりして、僕の秘密もバレ、最悪の結末を迎える可能性もあったのだ。

 

「はあ… はあ… セン…パイ…」

 

恵里ちゃんは僕を口元に寄せると軽くキスをした。

僕は、彼女の膣から引き出される途中で愛液を少し吸い込んでしまい、

咳き込みたかった。しかし、僕は人形なので咳はできない。必死で我慢した。

 

それにしても…

以前と比べて僕の体はかなり頑丈になってきているような気がする。

コビトにされた直後の僕なら、恵里ちゃんの今までのプレイには物理的に

とても耐えられなかったはずだ。

息を長時間止めていられるようになったのと同じように、

これも日頃の、まなちゃんとの訓練(?)の成果かもしれない。

 

それはさておき、僕はこれからどうなるのだろうか。

 

「センパイ。ごめんなさい、また汚れちゃったね…」

 

(まあ、汚れたと言えば言えなくもないけどね…)

 

確かに僕の体は彼女の愛液でどろどろだった。

 

「ねえ、センパイ… どうせ汚れちゃったんだから、

 えっと…その…ね… 別の所でも…遊んでみない?」

 

(僕はその先輩じゃないんだけどなぁ…

 ああ、ここまできたら、もう、好きにしてくれよ…)

 

恵里ちゃんは、バスマットの上で四つん這いになった。

何がやりたいのか、だいたい見当が付く。

何せ、あの「まなちゃん」のクラスメートなのだから。

※クラメートだからって、理由になってないというツッコミは不可!

 

「じゃあ、いくね。センパイ、用意はいい?」

 

(はいはい…)

 

恵里ちゃんは、僕をつまんだままの手の小指を立てて、菊門をマッサージした。

僕は親指と中指の間に挟まれたまま、彼女の白くて丸いお尻の上を旋回している。

菊門が十分柔らかくなったのを見計らって、彼女は僕の頭を菊門へ押し当てた。

 

『くぷ…』

 

恵里ちゃんの指に力が入る。

 

『にゅるん…』

 

あっさりと受け入れられた。

ボディーソープの潤滑性と肛門マッサージの効果、お尻を上げた姿勢のため、

僕はさして締め上げられることもなく菊門を通り抜け、

一気に恵里ちゃんの直腸の中へ入っていった。

 

「わぅぷぷっ!!」

 

そこは、ひどい臭いだった。

恵里ちゃんの直腸の奥には大便が詰まっていた。

彼女は、まなちゃんほどお尻プレイには慣れていないというか、初めてだろうし、

なによりも今回は行き当たりばったりの思いつきでやっているので、

事前に直腸内の掃除が成されていないのも当然のことだった。

 

(うげぇ…まいったなぁ、こりゃあ…)

 

そんなことはお構いなしで、恵里ちゃんは肛門から指を入れて掻き回してくる。

 

『ぐちゅっ… ずぷぷっ… ぴちょん…』

 

「嫌…ぁん。恥ずかしい… センパイが… あたしのお尻の中に…」

 

直腸の方が膣より広いので指の動きも激しい。

恵里ちゃんの指とウンチや直腸壁の間に挟まれ転がされる。

僕は潰されてウンチとブレンドされないように必死に逃げ…ることも出来ず、

ただ神に祈った。

 

(うひ〜! もう、やめてくれー!!)

 

「センパイ! センパイ! もっと…もっとお!!!」

 

その時である。お風呂場の外から恵里ちゃんを呼ぶ声がした。

 

「恵里! なに一人で騒いでるの?

 もう一時間近くなるわよ! さっさと出なさい!」

 

恵里ちゃんのお母さんの声だ。その声で、彼女は我に返った。

 

「ひゃっ! しまった。夢中になってたわ!」

 

慌ててお尻から指を引き抜いて答えた。

 

「はーい! すぐ出る!!」

 

恵里ちゃんは、あの「糸」をつまんで僕をお尻の穴から引っぱり出そうとした。

ところが、あまり慌てていたので、肛門を締めたまま糸を引いてしまった。

 

『ぷちん』

 

「きゃん!?」

 

僕を引き出すための命綱が、根本からぷっつりと切れてしまった。

 

「あっちゃぁ。 どうしよう…」

 

手の中に残った糸の切れ端を見つめる恵里ちゃん。

 

「仕方ないな。センパイ。後で出してあげるから、ちょっとそこで待ってて!」

 

彼女はシャワーを浴びて浴室を出た。

僕をお尻の中に入れたまま、体を拭き、新しい下着をつけ、

服を着て、自分の部屋に戻った。

 

「ああ… びっくりしたぁ。」

 

恵里ちゃんは両手で左右の頬を押さえながらつぶやいた。

その時、自分の手が異臭を放っていることに気付いた。

 

「やだ! くっさーい!!」

 

あらためて手を鼻に近付けてみた。

やはりそれは明らかにウンチの臭いだった。

 

「お尻の中に入れていた指だわ…

 シャワーで流したくらいじゃ、臭いが取れないのね…」

 

そして、気付く。

 

「…ということは、センパイも…

 やだあ! ああ〜ん。ごめんなさ〜い!!」

 

恵里ちゃんは、急いでトイレへと向かった。

センパイ人形を便器の中に落としてしまうという行為は気持ちの上では避けたかったが、

自分の部屋でウンチしているところを家族の誰かに見られては大変だ。

えりちゃんは、便器に腰を下ろして息んだ。

 

「う〜ん… う〜ん…」

 

あせっているためか、肛門は固く締まって開かない。

しばらく試したが、やっぱりだめだった。

 

「ああん! どうしよう…」

 

一方、僕は、外で起こっている事態の大筋を把握していた。

僕の足に結ばれていた糸が切れてしまったこと。

恵里ちゃんがかなりの距離を移動したこと。

彼女の肛門が、断続的に拡張収縮を繰り返していること。

これらのことから、恵里ちゃんがトイレに入ってがんばっていると判断した僕は、

彼女の肛門の内側からも刺激して排泄を促す事にした。

ただし、そうすると彼女も多少の違和感を感じるはずだが、僕が動き回っている現場を

ハッキリ目撃されるわけでもないので、知らんフリしていれば、僕が人形ではないと

いう事を気付かれる恐れは少ないだろう。

僕は恵里ちゃんのマッサージを始めた。

ありったけの力を込めて彼女の肛門とその周囲をお尻の中から刺激する。

激しい運動のため、僕の体内に蓄えられている酸素も急速に消費されていく。

勝負を急がなければならない。

 

幸いなことに、マッサージを始めてすぐに反応があった。

直腸の壁がうねり始め、溜まっていたうんちを押し出し始める。

 

(うぎゅう…)

 

僕は背後から迫ってきたウンチによって肛門の内側に強く押し付けられた。

やがて肛門がゆっくりと開き、僕はウンチと一緒に押し出された。

 

『ぷっ… ぷりりっ… ちゃぽちゃぽん…』

 

僕は、ウンチと一緒に便器の水の中へ落ちていった。

恵里ちゃんは、すぐに僕を見つけてすくい上げてくれた。

 

「わあ! ひどい臭い! ごめんなさいぃ!!」

 

彼女は、トイレの後始末をすると、僕を洗面所へ連れて行き、

石鹸で丁寧に洗ってくれた。

ただし、石鹸は目にしみるので大変だったが…

 

「くんくん… やっぱり、臭いが残るなぁ… えーん。ごめんなさいっ!!」

 

恵里ちゃんは、かなり時間をかけて洗ってくれたのだが、

僕に染みついた臭いは、完全には消えなかったようだ。

当の僕はというと、彼女のお尻の中でウンチと混ぜ合わされたせいで、既に鼻の感覚が

完全に麻痺しており、臭いが残っているかどうかなど全くわからなかったのだが。

 

それから寝る時間まで、恵里ちゃんは僕を放してくれなかった。

まさに『肌身離さず』といった感じ。

ただ、すぐにでも逃げだそうという気持ちも、僕の中から消えていた。

恵里ちゃんが危険人物ではなく、むしろ優しい娘だということがわかったし、

夜中に逃げ出しても、飛んで帰れないからだ。普通の鳥は夜目がきかない。

恵里ちゃんは僕を枕元に置いて話しかけてくる。

今、僕はセンパイの代わりではなく、単なる人形としての役割を与えられている。

恵里ちゃんは次々と話した。

自分の性格を直したいけど、色々思うけど、どうしても出来ないということ。

「センパイ」こと加賀先輩を知ったきっかけ。

加賀先輩の素敵なところ。

加賀先輩のことを思いながら、ついついいけない遊びをしてしまうこと…

 

「あなたの『持ち主』は、きっと可愛い娘なんでしょうね。

 今頃、心配してるかもしれないね。ねえ、早く帰りたい?」

 

僕は、思わず返事してしまいそうになる。

 

(とんでもない! 確かに、見掛けはちょっと可愛いけど、時々乱暴するぞ!

 それに、エッチな遊びが大好きなんだ。特に変態っぽいやつがねー。

 更に、極端に嫉妬深い! これは命に関わるほど重大だ。 極めつけは魔女だし…)

 

(…って、そもそも僕は、まなちゃんの『持ち物』じゃないし、

 いや、それに近い扱いを受けているのは事実だけど、しかし、認めたくない〜!)

 

心の中で悶え狂う僕の思いなど知る由も無く、恵里ちゃんは淡々と話し続ける。

 

「ああ… また寂しくなってきちゃった…

 ねえ、あなたにまたお願いがあるんだけど…」

 

(また、玩具になれっていうのかなー? まあ、いいけど…)

 

それが僕に出来ることなら、やってあげたい気がした。

いつの間にか僕は恵里ちゃんに少しばかり同情してしまっていたらしい。

 

「お風呂では加賀先輩のことを思ってしてたんだけど、

 それは、あなたにとっては失礼なことだよね。ごめんね。

 それでね、今度は、あなた自身に慰めて欲しいの。

 あたしは、あなたの事だけを考えて眠るから…お願い…」

 

そう言いながら、恵里ちゃんは起きあがり、パジャマのズボンを脱いだ。

そして、布団の上でしゃがんだ姿勢をとった。

恵里ちゃんは、僕を左手で掴んで下半身へと運んだ。

右手でぱんつのゴムを持ち上げている。

恵里ちゃんの左手が僕を握ったままぱんつの中に入った。

 

(ちょ、ちょっと、恵里ちゃん! ちゃんと準備しないと、また痛いよ!!)

 

この状況で、恵里ちゃんの性器が僕の体を受け入れる準備を既に整えているとは思えない。

僕の目前に恵里ちゃんの割れ目が迫る…が、そこをスイッと通り過ぎてしまう。

更に後ろへと向かう。

 

(ええっ!? まさか、またバック?)

 

恵里ちゃんも、まなちゃん同様、お尻の方が好きなのだろうか?

もっとも、まなちゃんの場合は、僕との「約束」があるから、

前の方を使わないだけなのだが。

案の定、僕は恵里ちゃんの肛門に押しつけられた。

ウンチを出したばかりなので、彼女の直腸の中はそれなりにきれいな状態なのだろうが。

ところが、彼女の手はそれ以上進まない。

それどころか、僕をそこに置いたまま恵里ちゃんは、

ぱんつの中から手を引き抜いてしまった。

僕は、彼女のお尻の割れ目に挟み込まれた状態だ。

 

(おーい。恵里ちゃ〜ん、いったい、これで、どうしたいんだぁ?)

 

その疑問には、すぐに彼女自身が答えてくれた。

 

「そこに居てね。あなたをそこで感じていたいの…」

 

(え? ここでいいのかい?)

 

「アソコの中に入ってもらってもいいんだけど、あなた、動けないでしょ?

 だったら、そこに居てくれるのが一番いいの。あなたの存在を感じるよ…」

 

(なるほど、そういうことか…)

 

女の人はアソコにタンポンを入れたまま忘れてしまうことがあると聞いた覚えがある。

膣の奥に入り込んだ「動かないモノ」は、慣れのため、その存在を感じなくなって

しまうということらしい。

それが直腸の中でも同様なのだろう。

僕自身、直腸の中の「ウンチ」の存在を感じ続けたことは無い。

それに比べて、恵里ちゃんが彼女のお尻の割れ目の間に僕をはさんでいれば、

彼女がお尻や脚を動かすたびにその存在を感じるだろう。

 

恵里ちゃんは、手を突っ込んだためにズレてしまったぱんつを、きゅっと穿き直した。

彼女のぱんつはぴっちりの大きさなので、こうすれば、

僕がお尻の割れ目からこぼれ落ちることはない。

恵里ちゃんはパジャマのズボンを元通り穿くと、再び布団に潜り込んだ。

彼女が動くと、彼女のお尻の割れ目の中に居る僕は柔らかいふくらみの間で

きゅうきゅう揉まれる。

そして、彼女が仰向けに寝ると、僕は彼女のお尻の下になり、かなり圧迫される。

だが、危険なほどの圧力でもない。

彼女のお尻の柔らかい壁と谷間で圧力が分散されているのだ。

苦しくないとは言えないが、これくらいなら我慢できる。許容範囲だ。

呼吸も辛うじて可能だ。

 

「それじゃあ、おやすみなさい…」

 

ここからだと、恵里ちゃんの声がくぐもって聞こえる。

 

(さてと。ここが僕の今夜の寝床か…)

 

僕はそのまま、恵里ちゃんのお尻で一晩を過ごした。

ちなみに、恵里ちゃんの寝相は、まなちゃんほどは悪くなかった。

 

∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽

 

翌朝、僕は少しの時間だけ恵里ちゃんのお尻から外に出ることができた。

といっても、彼女が朝のトイレをする間、出されていただけで、

すぐにまた、お尻の割れ目へ押し込まれた。

恵里ちゃんはこのまま学校へ行くつもりらしい。

 

(ということは、学校に着いたら、お別れかな…)

 

学校へ行けば、まなちゃんが居るだろう。

まなちゃんは、僕が昨夜帰らなかったことを心配しているだろうから、

一刻も早くテレパシーで無事を知らせてあげたい。

そうすれば、まなちゃんは、すぐにテレポートで僕を取り返すだろう。

その瞬間が、恵里ちゃんとのお別れの時だ。

なんだか、このまま恵里ちゃんと別れたくないような気がしてくる。

恵里ちゃんの悩みを何とか解決してあげたいと思う。

 

(まなちゃんに相談…してもダメだろうなぁ。)

 

まなちゃんは最初から恵里ちゃんを敵視しているので無理だろう。

逆に、下手すれば『やっくん、恵里ちゃんの味方になっちゃったの!?』とか言われて、

まなちゃんの胃袋の中で僕の一生を終えることにもなりかねない。

僕が、まなちゃんのもとを去るような事態になった時、まなちゃんは僕を食べてしまう…

まなちゃんが以前から、かなり本気で言っていることだ。

『胃の中でビー玉にでも変身すれば食べられても平気じゃないの?』

と思う人も居るかもしれないが、ダメな場合もある。

僕は変身している間中、眠ってはいけないし気絶もできない。

眠ったり気絶したりすると、僕は人間の姿に戻ってしまう。

つまり、僕が限界に近い睡眠不足の状態の時に食べられてしまったら、

胃袋の中で変身の力が尽きて人間の姿に戻ってしまい、

そのまま消化されてしまうということである。

まなちゃんも、その辺のことはよく知っているはずだ。

だから、まなちゃんは僕を「喰い殺すことが可能」なのである。

 

それはさておき、

恵里ちゃんはというと、静かな住宅街の中の小道を学校に向かって歩いていた。

もちろん僕は彼女のお尻の割れ目に挟まれたままという状況に変わりは無い。

ただ、その彼女が歩みを進める度に、僕を包み込んだ暖かく柔らかな壁が微妙に形を

変え、僕の全身をある時は優しくある時は強く、クニュクニュと揉みしごいていた。

恵里ちゃん本人も、その感触を楽しんでいるのだろうが、

それは僕にとっても快感だった。たぶん彼女以上に感じてしまっている。

 

(うっ!? やばい… 立ってきちゃったよ…)

 

そういえば、ここ何日か抜いていなかった。

溜まっている上に、僕は息子も含めて体ごと恵里ちゃんのお尻で優しく揉まれているのだ。

 

昨夜、彼女の膣の中や直腸の中でも同じような状況ではあったが、

あの時は呼吸がほとんど不可能で息を持たせることに集中しなければならなかったので、

お尻の割れ目の壁とは比較にならないほど柔らかい膣や直腸の粘膜に包まれて揉まれても、

イッてしまうことはなかった。(直腸の中は臭くてそれどころではなかったし。)

だが、ここでは辛うじて呼吸ができるので、息を持たせることに集中する必要がない。

いきおい僕は、今まさに刺激されている自分の敏感な部分へ気持ちが集中してしまうのだ。

 

今まで、まなちゃんとはどうだったのかというと、正直、射精まで達したことがない。

例えば、「あの器具」を使えば、まなちゃんのお尻の中で普通に息ができるが、

直腸は普段は殆ど動かないし、たまに動いても本当にゆっくりした動きだから、

膣と違って、中に入っている本人はあまり刺激を受けないのだ。

また、あの器具を使うと肛門が器具で塞がれてしまうため、

指を挿入して掻き回すという行為も出来ない。

あれは、どちらかというと物理的な刺激ではなく、まなちゃん自身が、

『やっくんをあたしのお尻の中に閉じ込めている』というシチュエイションを

楽しんでいるだけなのだ。

膣の方はというと、膣の中は直腸よりずっと狭いので、

あの器具を使っても空気を送り込むことができないのである。

もっとも、僕は今まで、まなちゃんの性器の内部には入れられたことがない。念のため。

というわけで、僕はこれまで自分ひとりで性欲を処理していたのだ。

まあ、身に降りかかる様々な状況を利用して処理を行ったという事も事実だが。

 

しかし、今回は、自分では何もしていないのに、僕は絶頂に達しつつあった。

すぐ近くにあるはずの恵里ちゃんの性器から、少女の香りが漂ってくる。

いつも嗅ぎ慣れた、まなちゃんのフェロモンとは違うその甘酸っぱい香りが、

お尻の穴から漂う微かな刺激臭と混じり合い、僕の意識を包み込む。

僕は息子と共に、相変わらず恵里ちゃんのお尻の柔肉にマッサージされ続けている。

そういえば以前、まなちゃんと、これと同じシチュエイションになったことがあったが、

あの時は、まなちゃんはかなり乱暴で、時々押し潰されそうにもなったので、

快感というよりはむしろ恐怖だった。

 

(ううっ… もう… 出る…)

 

僕は三日間溜めていたものを、恵里ちゃんのお尻の割れ目の中に放出した。

それは、恵里ちゃんにとっては、僅か1万分の1CCほどの量なので、

むろん気付かれることはない。

 

(ふーっ… と? うわっ! また、こいつ…)

 

僕の息子はまだまだ元気だった。

 

息子が第2ラウンドを終了した頃、恵里ちゃんは学校へ到着した。

外から聞こえてくる音で、大体わかる。

 

(恵里ちゃん。残念だけどお別れだ。

 僕も、まなちゃんの気持ちを変えられるように努力してみるから。

 時間はかかると思うけどね。君もがんばるんだよ。それじゃあ………)

 

僕は、テレパシーを発信した。

 

《まなちゃん! まなちゃん!!》

 

………返事はない。

 

《まなちゃん! 返事してくれよ! おおーい!!》

 

やはり、反応は無い。

 

(あれぇ? まなちゃん、居ないのか?

 ひょっとして、休みとか………      !?むぎゅう!!!)

 

いきなり、僕は圧縮された。恵里ちゃんが椅子に座ったのだ。

朝御飯の時もそうだったのだが、お尻を下にして仰向けに寝ている時に比べて、

椅子に座られるとさすがにお尻の中の圧力も跳ね上がる。

僕が耐えられる限界に近い。

朝御飯の時はすぐに済んだのだが、学校の授業だと、これは長くなりそうだ。

 

(うぐぐぅ… 苦るっしい… )

 

椅子に座った恵里ちゃんのお尻の割れ目はぴったりと閉じ、呼吸も殆どできない。

とりあえず、耐えられる限りは、人間の姿のままで居ようと思うが…

その時、僕の頭の中に誰かの声が響いた。

 

《やっくん… 居るの?》

 

(!?)

 

間違いようがない、まなちゃんの声だ。

 

《まなちゃん!》

 

《やっくん!? どこ? どこにいるの?

 もう!! 心配したんだからぁ!

 おかげで寝不足で、もう少しで遅刻するところだったんだから!》

 

やはり、僕の身を案じてくれていたらしい。

 

《ごめん。まなちゃん。ちょっとしたトラブルで…》

 

《とにかく無事なのよね? いまどこにいるのよ? すぐ近くみたいだけど。》

 

《それが、その… 実はね…》

 

かくかくしかじか。僕は、現在自分の置かれている状況を説明した。

 

《ええーっ!? 恵里ちゃんなのぉ!!

 信じらんないー! 恵里ちゃんったら、

 やっくんを苛めていいのはあたしだけなのに!!》

 

(をいをい。ちょっと待て…)

 

《ところで、やっくん!

 恵里ちゃんに正体を知られてないでしょうね?

 もしも知られてたら…やっくん…わかってるわよね?》

 

その言葉にぞっとした。僕はまだ死にたくはない。

 

《それは大丈夫だよ。恵里ちゃんは僕のことを人形だと思ってるよ。》

 

《ホントね? ホントーにホントね?》

 

まなちゃんが念を押す。

 

《それより、助けてよ! まなちゃん! 今すぐ!》

 

僕は、まなちゃんに救助要請を出した。

ところが、まなちゃんの返事は予想外のものだった。

 

《だめ!》

 

《え!? ど… どうしてさ?》

 

すぐにでもテレポートで転送してくれるだろうと思っていた僕は困惑した。

 

《今日は、あれ、持って来てないのよ。

 やっくん、次の休み時間まで、息しないで耐えられる?》

 

もう授業が始まっているらしい。

『あれ』とは、もちろんお尻の穴の中で呼吸するための器具のことだ。

 

《無理…だと思う…》

 

次の休み時間まで50分くらいあるだろう。いくら何でも息がもたない。

 

《やっくん、今、息はできるんでしょ?》

 

《うん、まあ、かなり苦しいけどね…》

 

《だったら、休み時間まで、そのままで居てちょうだい。》

 

あと50分。かなり厳しい。

 

《まなちゃん、口の中へでもテレポートは…》

 

僕がそう言いかけた瞬間、まなちゃんが遮った。

 

《嫌よ! やっくん、今、どこに居るって言った?

 恵里ちゃんのお尻でしょ? そんなもの、口に入れたくないわよ!!》

 

それはそうだ。返す言葉が見つからない。

結局、僕は、恵里ちゃんのお尻の圧力を受け続けるしかなかった。

 

∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽

 

ようやく休み時間となった。この50分間。長かった長かった。

まなちゃんは、さっそくトイレへと向かった。

さっき、まなちゃんと恵里ちゃんがすれ違った瞬間、

僕は、まなちゃんの中にテレポートで転送されている。

恵里ちゃんは、僕が突然消えたことで、さぞ驚いているだろう。

 

(さよなら… 恵里ちゃん…)

 

あの器具を使っていないので、まなちゃんの中では、もちろん息は全然できない。

おまけに、まなちゃん、今朝「大」の方をしてこなかったらしい。

寝坊して慌てていただろうから仕方がないが…

僕は、まなちゃんの直腸壁とウンチに挟まれて身動きもできない。

やがて、周りの壁がゆっくりと波うち始めた。

僕はその蠕動によって更に強く押しつけられ、ウンチにめり込んでいく。

 

『ぷっ…むりむりっ……………ぽちゃん!』

 

僕は、ウンチと一緒に、和式便器の浅い水溜まりの中へと落とされた。

 

「ぷはあっ! 助かった! ふうーっ…」

 

ものすごい悪臭に包まれてはいるが、僕は新鮮な酸素にありついた。

臭いにかまわず深呼吸した。黄色(イメージ)の空気で、僕の肺が満たされる。

 

「まなちゃ… ううっ!?」

 

僕は、まなちゃんを見上げて戦慄した。

まなちゃんの肛門から、巨大な固まりが垂れ下がっている。今にも落ちてきそうだ。

 

「うわわあっ!」

 

『ぼちゃん! ぼとっ…』

 

それは待った無しで僕めがけて落下してきた。

僕はその下敷きとなり、水中に沈められた。

 

「うぶっ。ぐはあ… なにする…!?」

 

やっとの事でウンチの下から這い出した僕を、更に次のウンチが襲う。

 

『むりむりっ…ぷぷ…むりっ… どどーん☆』

 

「うぎゃーっ!!」

 

僕の体は、まなちゃんのウンチの山に埋め尽くされてしまった。

大量のウンチだ。よほど溜まっていたのだろう。

ウンチだけではない、次の瞬間、僕の頭上に巨大な滝が出現する。

なま暖かいうす黄色の滝のせいで、僕の周りの水量は急激に増えていき、

ウンチに埋まった僕を叩き、飲み込んでいく。

 

「ぐぶっ… まなちゃん… ひどい… がぼぼっ…」

 

いたぶられている。まなちゃんはわざとやっているのだ。

僕は、ウンチ混じりの、まなちゃんのオシッコをたらふく飲まされた。

滝がやむと、僕の頭上はトイレットペーパーで覆われていった。

上の方から、まなちゃんの声が響いてくる。

 

「さてと、出したウンチは流さなきゃね!」

 

(なんだって!?)

 

まさかとは思うが、僕は叫んだ。

 

「まなちゃーん!! 僕がいるんだよぉ! 流しちゃだめだよぉ!!」

 

「あらぁ? 何か便器の中から声がするわ。ウンチがしゃべってるのかしら?」

 

僕をいたぶる行為は、まだ続いている。

 

「まなちゃんてばぁ!」

 

「お尻から出てきたんだもの。みんなウンチに決まってるじゃない?」

 

それは確かに広い意味で、肛門から出てくるモノは全て大便と言っても間違いでは

ないかもしれないが…いや、寄生虫はちょっと別物かもしれないとか、のんびり

コメント入れている場合ではない。

 

「ウンチはウンチらしく、おとなしく流されなさい! じゃあねぇ!」

 

『ざばばーっ!!!………………………………ごぼごぼ………』

 

水が流され、僕をもみくちゃにする。汚物と一緒にかき混ぜられる。

僕は、まなちゃんのウンチやオシッコと一緒に、便器の奥へと消えていった…

…と思ったのだが、僕が今居る場所は下水道の中ではなかった。

僕は、真っ暗な中で、暖かく柔らかい、ぬるぬるした物の中に居た。

それが、僕の体を包み込み、波うっている。

一瞬、僕の体が圧迫された。

 

『ぷりっ』

 

僕は暗闇から光の中に放出された。

仰向けになった僕のすぐ前に、見慣れたものがある。

お尻だ。肛門だ。僕はそこから出てきたのだ。

 

(すると、このお尻は…)

 

まなちゃんだった。僕は、まなちゃんの手のひらの上に居た。

まなちゃんは、お尻の割れ目を手のひらで覆うようにして、

肛門から出てくる僕を、直接受け止めたのだ。

僕が汚物と一緒にトイレに流される瞬間、

まなちゃんは僕を再びテレポートしていたのだ。

 

「やっくん! お帰りー!」

 

そう言うと、まなちゃんは僕を手洗い水で丁寧に洗った。

 

「た…ただいま…」

 

僕は、それだけ言うのがやっとだった。

 

「うん! きれいになった! どれどれ、くんくん…」

 

まなちゃんが、僕のにおいを嗅ぐ。

 

「う〜ん… まだちょっと臭いわね…

 これ… 恵里ちゃんの臭いじゃないでしょうねぇ?」

 

「まちがいなく、まなちゃんのだよ…」

 

「ところで、やっくん!

 昨日は恵里ちゃんと一緒に、何をしたの?

 まあ、なんとなくわかるけどね…

 恵里ちゃんに、いっぱいエッチなことしてあげたんでしょ?」

 

(き、来た!!)

 

やっぱりこれは避けては通れない…

まなちゃんの追求が始まった。

 

「いや、そんなことはないよ! 僕は人形のふりをしてただけだから…」

 

「ホントにぃ?」

 

『ポンチロリン・ポポピポパン・…』

 

予鈴が聞こえてきた。

 

「いっけなーい! 戻らなきゃ!

 じゃ、やっくん。あたしは教室に戻るから、

 帰る時間までこの中で遊んでてよ!

 恵里ちゃんとのことは、家へ帰ってから、ゆっくりと聞かせてもらうからね。」

 

そう言いながら、まなちゃんは僕をぱんつの中へ放り込み、しっかりと穿き直した。

それは、いつもの安全装置(寝袋)は付いていない、普通の生のぱんつだった。

速足で教室に向かいながら、まなちゃんがテレパシーを飛ばしてきた。

 

《やっくん。変身はしないでね。

 その中で、変身しないで、家へ帰るまで耐えられたら、

 今度の恵里ちゃんとのことは、大目に見てあげてもいいよ☆》

 

《まなちゃん。そうしたら、本当に見逃してくれるの?》

 

僕はつい、そのような返事をしてしまった。

 

《やっぱり! やっくん、恵里ちゃんと何かあったのね!》

 

(あ…しまったぁ!!!)

 

僕は、まなちゃんが歩く度に大きく揺れるぱんつの底で転がされながら、

真っ青になって、冷や汗をたらたらと流した。

そんな僕に向かって、まなちゃんが宣告した。

 

《うふふふ… それじゃあ、遠慮はいらないわね。

 あたしは、やっくんの事、家へ帰るまで忘れちゃおーっと!

 あたしのぱんつの中には何も居ませーん!

 だから、あたしは、いつもみたいに、走ったり、椅子に座ったり、

 友達と遊んだりしまーす!

 遊んでると、滑って尻餅ついちゃうかもしれませんねぇ!

 でも平気。あたしのぱんつの中には、コビトなんて入っていないんだから。》

 

やっぱり、恵里ちゃんがからんだということで、可愛さあまって何とやら…か?

僕は縮み上がった。

 

《まなちゃ〜ん! 何とか穏便に…お願いだよう!!》

 

「くすくす…」

 

まなちゃんは含み笑いをしているだけで、返事をしてはくれない。

 

《♪あたし〜のぱんつは厳しいぱんつ〜 ♪ちょっとやそっとじゃ生き残れーなーいー》

 

まなちゃんは、返事の代わりにテレパシーで恐ろしげな替え歌を唄っている。

 

(ああっ! なんてこったい…)

 

僕はこれから始まるであろう超過酷なゲームを思うと、生きた心地はしなかった。

 

∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽

 

結局、僕は軽い打撲を負っただけで、ゲームをクリアすることができた。

まなちゃんも、ああは言ったが、当然の事ながら手加減してくれていたからだ。

もし、まなちゃんが僕の事を本当に忘れて行動したら、

僕はとっくに、まなちゃんのお尻の下で潰されて、

少女の純白コットンぱんつの赤いワンポイントになり果てていただろう。

 

∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽

 

その夜、僕は恵里ちゃんの家での出来事を洗いざらい話した。

まなちゃんは約束通り、僕の話を聞いて怒り出すようなことはなかった。

 

「へえ〜っ! あの恵里ちゃんがねぇ… ホントかなあ…」

 

「本当だよ! みんなと仲良くしたいけど、素直になれないって…」

 

「ま、いいわ。信じてあげる。

 でも、あたしの方から恵里ちゃんと仲良くはしないよ。

 恵里ちゃんの方から言ってきたら考えてもいいけどね…」

 

「ああ、よろしくたのむよ。」

 

まなちゃんが僕の話を聞いてくれて本当に良かった。

僕も、苦労したかいがあったというものだ。

 

「ところで、やっくん。恵里ちゃんのお尻で出しちゃったって言ったわよね?」

 

(しまった! 詳しく話し過ぎた!! 射精したことは黙っておくべきだった…)

 

「あたしの中にも出してるの?」

 

「え? それは…」

 

僕は返事に迷った。

まなちゃんは自分の中に出して欲しかったのか、

それとも精液なんか汚いから嫌なのか、僕にはわからなかった。

だが、返事をしないでいると、まなちゃんはまたヘソを曲げてしまうだろう。

 

(えーい! ままよ!)

 

まなちゃんの性格からして、前者の可能性が高いと思う。

僕は、おずおずと口を開く。

 

「ごめん。時々出してるよ… まなちゃんの中は気持ちいいから…」

 

恵里ちゃんの中で『自然に出てしまった』と、

まなちゃんの中で『自分で出している』との違いがあるが、

今後も生き延びるためには、これは伏せておくのが賢明だ。

 

「うふふ… そう…」

 

まなちゃんは、にこっと微笑んだ。

これはたぶん本当に喜んでいるようだ。大当たりだ。

 

「それじゃあ、やっくん。

 あたしにも恵里ちゃんと同じ事してくれるんでしょうね?」

 

やっぱり、そう来たか。

 

「う… 仕方ない… わかったよ…

 でも、前の方はダメだよ! 約束だからね。」

 

「いいよ… でも、あたしが『オトナ』になったら、わかってるよね?

 いっぱいしてもらうんだからね! きっと、もうすぐよ… うふふ…」

 

「わかってるって… はあ…」

 

確かに、まなちゃんは初めて会った時よりも少し女っぽくなっている気がする。

エッチな遊びに目覚めて、成長が促進されたのだろうか。

この体つきからすると、すぐに初潮があっても不思議ではないようだ。 

 

「それじゃあ、やっくん。まずはお風呂でスポンジ遊びから!」

 

「え? 今すぐかい?」

 

「そうよ! さあ、早く早く〜!!」

 

まなちゃんは僕を摘み上げて胸のポケットに放り込むと、嬉々として部屋を飛び出した。

そして、バスルームへ向かう途中、僕に向かってこう言った。

 

「あなたは今からお人形だよ。

 あたしは、あなたの名前も知らないし、正体も知らないの。

 あなたは人形なんだから、何をされても口をきいちゃいけないし、

 動いてもだめよ! いい? 何をされてもよ!! わかったわね?」

 

最初は優しく話していたが、最後は明らかな命令口調だ。

 

「うう… わかったよ…  うわ!?」

 

僕が返事をしたとたん、足を摘まれて逆さまにぶら下げられた。

 

「ちがうでしょ! 人形はしゃべらないの!!」

 

「………」

 

「お人形遊びよ。女の子らしいでしょ☆ うふふ…」

 

∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽

 

僕はその夜、昨晩の恵里ちゃんとの体験をそっくりそのまま繰り返した。

もちろん、まなちゃん相手に。

いや、「そっくりそのまま」というのは誤りだろう。

まなちゃんが勝手に脚色して進めていくため、より過激なものになっている。

 

(うう… 恵里ちゃんはもっと優しかったのになぁ…)

 

長い夜が、また始まった。

 

∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽

 

間もなく梅雨が明けた。

それまでとはうって変わって強烈な日差しが照りつける毎日が続く。

そんなある日、僕は鳥の姿になって、再び恵里ちゃんの家を訪れていた。

恵里ちゃんは机に向かって宿題でもやっているようだ。

あの時と同じように、彼女の部屋の窓は全開になっていた。

子供部屋にまでエアコンは付いていないということだ。

僕は、窓から恵里ちゃんの部屋に飛び込むと、

驚いている恵里ちゃんの目の前に一枚のメモを落とし、そのまま飛び去った。

 

『キミのやさしさをボクは知ってる。

 いつかみんなにも、そしてセンパイにも伝わる日がくるよ。ぜったい。

                           恵里ちゃんへ』

 


 戻る  次へ

 

 魔女っ子(予定)少女 まなちゃん 目次へ戻る

 ノートリストへ戻る

 入り口へ戻る