魔女っ子(予定)少女 まなちゃん 目次へ戻る

 ノートリストへ戻る

 入り口へ戻る

 


魔女っ子(予定)少女 まなちゃん

 

 8−2.Overnight Trip(後編)

 

翌朝、まなちゃんは自分の部屋の床にしゃがんで、下腹部に力を込めていた。

パジャマのズボンはベッドの上に脱ぎ捨てられ、ぱんつは膝までずり下げられている。

まなちゃんのお尻の下には新聞紙が敷いてあり、

その上に、ティッシュペーパが何重にも重ねて置かれていた。

 

僕が、まなちゃんに呑み込まれたのが昨日の夕方だから、

出られる予定の時間には、まだ少し早いとは思うが、

僕のような異物は、腸の動きによって食べ物よりも早く体外に排出されるはずなのだ。

もし僕がうんちの中に混じっていた場合、トイレに直接落とされるのは危険なので、

念のため、まなちゃんに頼んで、脱出の準備をしてもらったのだ。

 

既に、いくつかのうんちがティッシュの上でほのかに湯気を立てているはずだ。

 

「やっくん。出られそう?」

 

「いや、まだわからないよ。

 とにかく、まなちゃん。がんばってくれよ。

 もう少しで出口のはずなんだ。」

 

「うーん… うーん…」

 

まなちゃんのうなり声が聞こえてくる。

しばらくして、まなちゃんが言った。

 

「やっくん、だめだよ…

 いくらやっても、もうこれ以上出ないよ。」

 

「そうかぁ… それじゃ、明日の朝になるのかな?

 それとも、一発! お浣腸を…」

 

「えーっ? やだよぅ!

 そんなことさせたら、ホントにトイレに流してやるんだから!」

 

「じ、冗談だよ… あははは…」

 

この分では、今すぐの脱出は諦めるしかないだろう。

僕は、まなちゃん発→ティッシュ行きの朝の便に乗り遅れたらしい。

 

「それじゃ、あたしは学校へ行くから。

 念のために、通信機は一緒に持って行くよ。

 だけど、わかってるとは思うけど、変なときに話しかけないでよ?」

 

「ああ、わかってるさ。」

 

∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽

 

そうして、その日、僕は初めて、まなちゃんと一緒に学校へ行った。

たとえ、まなちゃんのお尻の中に居たとしても、

行ったことに変わりはないだろう。

 

通信機を通して、外の音は聞こえてきた。

僕は、暇つぶしに、まなちゃんの授業中の声や、

休み時間、友達との会話を聞いて過ごした。

 

(今人気のまんがの話か…)

 

さすがにその内容には、ちょっとついていけない。

そのかわり、ちょっとしたイタズラ心が湧いてくる。

 

(今、大声を出して、まなちゃんのお尻の中の僕の存在を、

 友達たちにバラしたら、どうなるだろうなぁ? あはは…

 きっと大騒ぎになるだろうね… まなちゃんの困った顔が目に浮かぶよ。)

 

もちろん、それを実行に移すつもりは全く無い。

 

(そんなことしたら、まなちゃんに確実に殺されちゃうよな…)

 

暇がたっぷりあったので、僕は自力で腸の中を移動することにした。

まなちゃんが朝がんばったので、出口に近い部分の大きな固まりは全て排出されていた。

僕は腸の粘膜をかき分けながら、少しずつではあるが、

思ったより簡単に進むことが出来た。

そして、お昼過ぎには肛門までたどり着いていた。

これで、明日の朝にはすぐに出ることができるだろう。

一応、まなちゃんにも僕の居る位置を知らせておいた。

 

移動を終えた僕は、まなちゃんの肛門から少し奥に入った場所で寝転がって休んでいた。

最初、僕は直腸壁にぴったりと包み込まれた状態だったのだが、

時間が経つにつれて周りに空間ができてきた。

何時間かすると、まなちゃんの直腸はかなり膨らんできた。

身長2センチの僕だが、ちょっと背中を屈めれば立って歩けるほどだ。

直腸を膨らませているもの…それはもちろん、まなちゃんのオナラだ。

オナラが直腸の中に充満し、僕にとって、ちょっとした小部屋ほどの広さになってきた。

ライトを点けて見ると、粘膜に覆われたピンク色の滑らかな直腸壁が洞窟状になって

広がり、ぬめぬめと光りながら僕を取り囲んでいる。

洞窟の内部は無色透明の気体で満たされている。

こうして見ていると、直腸の中も綺麗なものだ。芸術的な感じさえする。

 

(ヘルメットを取っても、このまま呼吸ができそうな気がしてくるよね。)

 

もちろん、そんなことができないのはわかっている。

オナラの酸素濃度は5パーセントほどだ。

そんなものを吸って生きていられるわけがない。

まなちゃんに言わせれば『あたしのオナラを吸って死んじゃうなんて失礼ね!』

と来るのだろうが…

口をとがらせて膨れる、まなちゃんを想像して、僕は思わず笑ってしまった。

 

それにしても、まなちゃん、ガスを溜めたままだと体に悪いぞ。

まあ、気持ちわからなくもない。今は授業中のはずだ。

静かな教室の中で放屁するのは、女の子にはちょっと厳しいだろう。

案の定、まなちゃんが肛門をむずむずさせているのが見える。

一生懸命我慢しているのだろう。

 

チャイムが鳴り、授業が終わったようだ。

まなちゃんが動き出した。トイレへ行くつもりらしい。

そして、通信機から声が聞こえてくる。

 

「やっくん! 耳を塞いで!!」

 

「え?」

 

「いいから、早く!!」

 

「あ、ああ…」

 

まなちゃんは僕が居る位置を知っている。

なんだかんだいっても、やっぱりオナラの音を聞かれたくないらしい。

 

「もう塞いだ?」

 

「うん、塞いだよ。」

 

「嘘!! あたしの言ってること、聞こえてるじゃない。」

 

「あちゃ! バレたか!

 …っていうか、耳、塞げないよ。僕は体内スーツを着てるんだから…」

 

「えーっ!? そうなの?」

 

「そうなのだよ。」(笑)

 

「う〜ん。

 それなら………仕方ないわね。

 ………仕方ないけど………仕方ないわね………」

 

(おお! わかってくれたか。駄々をこねられなくて助かった。)

 

僕は肛門からなるべく離れた場所へ移動した。

オナラと一緒に外へ出るという手も考えられなくはないが、

それは、ちょっと危険だと思われたからだ。

身長2センチの僕にとって、普通サイズのオナラは超大型台風並に感じられるだろう。

風圧で飛ばされて便器の角にでも当たって潰されたのではたまらない。

 

やがて、洞窟の内部に咆哮が響きわたった。

まなちゃんの希望により、音の表現は自粛させていただく。

肛門が激しく震えているのが見えたと思った瞬間、

僕は再び狭まってきた直腸壁に押さえつけられ包み込まれた。

 

(う〜ん。やっぱり奥に避難しておいて正解だったな。

 あの肛門の振動に巻き込まれたら、大怪我していたかもしれないぞ。)

 

∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽

 

夜、まなちゃんはお風呂に入っている。

お風呂にまで通信機を持ち込み、下腹部に居る僕としゃべっている。

 

「ねえ、やっくん。

 もう、あたしのお尻の穴のそばまで来てるのよね?」

 

「ああ、そうだけど?

 これで、明日の朝はすぐに出られるよ。」

 

「それなんだけど、今、出てこられないかなあ? 

 だって、ちょうどお風呂で、後始末しやすいし。

 それに、明日の朝まで待ってたら、

 あたしのお尻の中、うんちでいっぱいになっちゃうでしょ?

 あたし、お部屋でうんちするの、もう嫌だよ。」

 

確かに、僕は出口に向かって自力でかなり移動したので、

昨日の、まなちゃんの夕食の成れの果ては、まだ僕の所まで追いついて来ていない。

自力で動くことが出来ないそれらは、S字結腸の前あたりで足止めされているのだろう。

今すぐ出られれば、周りをたいして汚さずに済むだろう。

それに、うんちに埋められるのは出来れば避けたい。

下手すれば硬いうんちに挟まれて潰される可能性も全くないわけではない。

 

「出せそうなのかい?」

 

「うん、ちょっとやってみる。うーん…」

 

まなちゃんは、洗面器を跨ぐと、うなり始めた。

まなちゃんのすぼまりが、もじもじしている。

僕にも、その動きが伝わってくる。

 

「ちょっと手伝おうかな。」

 

僕は、まなちゃんのすぼまりを内側から全力で押した。

刺激を与えて、直腸の排出動作を促そうというのだ。

 

「きゃんっ!? やっくん!?」

 

「おっと、驚かせちゃったかな?」

 

「やっぱり、やっくんなのね?

 あたしのお尻の中で、もぞもぞ動いてるのが、よくわかるよ…

 なんだかちょっとくすぐったいみたいな、変な感じ。もっと…もっと動いて! うーん…」

 

「『もっと』って、これでも必死でやってるんだけどなぁ。」

 

しばらくやってみたが、僕は出ることができなかった。

僕の2センチの体が小さ過ぎるのだ。

ある程度大きくないと、直腸も押し出し運動をしてくれないようだ。

 

「まなちゃん、やっぱりだめだよ! 諦めようよ。」

 

僕は、へとへとになって言った。

 

「え〜っ! すぐそこに、ここの所に居るのがわかるのにぃ………ここ…」

 

まなちゃんは、手をお尻へ持っていくと、指ですぼまりを押した。

 

『くにょっ』

 

「あんっ!? なに?」

 

まなちゃんは、びくっとして、すぼまりから指を離した。

再び、おそるおそる指を持っていき、さっきより強く押してみる。

 

『にゅるっ』

 

「きゃん! 入っちゃった!?」

 

僕を出そうとして肛門がゆるんでいた上に、石鹸で滑りが良くなり、

お尻の穴に、簡単に指が入ってしまったのだ。

 

「わ〜っ! 面白い☆」

 

まなちゃんは面白がって、更に指を押し込んだ。

 

「お尻の穴の中って、こんなに熱くて柔らかいんだ…

 うふふ… ぬるぬる・つるつるして、なんか気持ちいい…」

 

まなちゃんは、すぼまりの中で指をぐにぐにと動かし始めた。

 

驚いたのは僕である。

いきなり巨大な何かが現れ、まなちゃんの直腸の中をのたうち始めたのだから。

 

「な… なんだ!? どうなってんだ???」

 

まなちゃんは、指先に何か当たるのを感じた。

 

「あら? これ、やっくんじゃないのかなぁ?

 ねえ、そうでしょ? やっくん?」

 

「ま、まなちゃん? これって、まさか…まなちゃんの指?」

 

「やっぱり、やっくんだ。 わーい!

 ねえ、あたしが指で掻き出してあげようか?」

 

「だ、だめだよ!

 腸の動きで自然に押し出されるのならともかく、

 変に掻き出したり引っぱり出したりすると、

 無理な力がかかって、僕は潰されてしまうかもしれないよ。

 僕が小さ過ぎるからだめなんだよ。

 もう少し大きければ、直腸の力で押し出してもらえると思うんだけど…」

 

「あら、そうなの?

 それじゃ、大きくしてあげようか?」

 

「できるのかい? まなちゃんから僕は見えてないんだろ?」

 

「わからないわ。でも、やっくんを指で触りながらやると、

 できるかもしれないよ。」

 

まなちゃんは、僕を指で腸壁に押しつけるようにして、

呪文を唱えた。

 

『ぐぐぐーっ』

 

僕の体が膨張し始めた。

周りがだんだんと狭くなってくる。

僕が大きくなり始めたのがわかると、まなちゃんは指をすぼまりから抜いた。

それと同時に、直腸が波うち、僕を押し始めた。

 

「おっ、出られそうだよ、まなちゃん。途中でお尻を締めないでくれよぉ!」

 

僕は直腸壁の波に押され、まなちゃんの小さな筋肉の輪の中を

圧迫されながらくぐり抜けた。

 

「うぎゅっ…」

 

『ぷりっ…ちゃぽん』

 

僕は、すぼまりの外へと吐き出され、洗面器の浅いお湯の中へ落ちた。

 

「…………………ふ〜っ…やれやれ、やっと出られた。」

 

洗面器の中から頭上に見えるお尻の穴が、まだ少しめくれたままでひくひくしている。

まなちゃんは、ほうっとため息をついた。

そして、太ももの隙間から洗面器を覗き込み、僕を見つけて、にっこりと微笑んだ。

そして再び目を閉じ、眉間に縦皺を寄せる。

 

(え? タテジワ?)

 

『ぷっ…ぷりり…』

 

「まさかっ!?」

 

僕が顔を向けるのと「それ」が自由落下を始めるのと同時だった。

「それ」が向かう先は、当然、真下にいる僕だ。

 

「わーっ!!」

 

『どすっ!!!』

 

直撃だ。僕から見れば200キロはありそうな固形物になぎ倒された。

 

「痛たた…なんてことするんだよ。………って、ええっ!?」

 

仰向けに倒れた僕の目に、追撃の準備をしている肉穴が映る。

 

「ちょ…待って!」

 

『ぷりっ…むりむりっ…むりむりむりっ…』

 

僕は叫びかけるが、敵の攻撃は速かった。

 

『どどっ!! どばっ!! ずどどどどど………』

 

逃げる余裕はなかった。

僕は、なす術もなく、大量のうんちの底深くに生き埋めになってしまった。

 

(な…な…な………)

 

驚くやら、呆れるやらで声も出ない。

僕がお尻の下に居るのを知っていて、こんなことをするとは…

とにかく脱出しようと藻掻いたが、僕の体を高圧で押さえつけている便は

びくともしなかった。

まなちゃんがさっきからいきんでいたせいで、

まだ出る予定ではなかったモノまで出てきてしまったらしいが、

早く出た分、水分が多く柔らかいので、生き埋めになっても怪我をしなかったのは

幸いだったかもしれない。

その代わり、柔らかいうんちに手足をねっとりと固定されて、身動きがとれない。

助けを待つしかないようだ。

 

∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽

 

「やっくん。だいじょうぶ? ゴメンね〜☆」

 

数分後、僕は、まなちゃんの手で救出された。

 

「ただいま! まなちゃん。」

 

「おかえり〜、やっくん。」

 

僕は皮肉を込めて言ってやったが、まなちゃんには通じなかったようだ。

まあ、こうして無事だったんだし。大人げないことはやめよう。

 

「まなちゃん。ホントびっくりしたよ。

 やっと外に出られたと思ったら、いきなり生き埋めにされるんだからな〜」

 

「ごめんなさ〜い…

 お尻の下にいるやっくんを見てたら、

 なんだかどうしても、やっくんの上にしてみたくなっちゃって…えへへ。」

 

「ま、程々にしておいてくれよ。まなちゃん、女の子なんだから、もっと…」

 

「あーっ!!」

 

言いかけた僕の言葉を、まなちゃんが遮る。

やはり痛いところは突かれたくないようだ。

 

「あ〜 でも、やっくん、ホントにあたしのお尻から出てきたんだ。

 やっぱり、口とお尻の穴ってつながってるのね。なんだか感動しちゃうな〜☆」

 

(やれやれ…これ以上の追求はなしにするか…)

 

「ははっ。あたりまえじゃないか。 それより、ほら、コンタクト。

 僕と一緒に大きくなっちゃったから、縮めてから消毒して使うんだよ。」

 

「うん。ありがと。やっくん。」

 

まなちゃんは、コンタクトレンズを受け取って、コップの水の中へ入れた。

 

「あーっ! 腹へっちゃったよ。もう丸一日、何も食べて無いからなぁ。」

 

「あっ! そうよね。 ごめんなさい。

 お風呂から出たらすぐに、ごはんの用意をするね。」

 

僕は体内スーツを脱いで洗った。

スーツを着ているときはわからなかったが、

スーツの外側には、しっかりうんちの臭いが染みついていた。

 

「ところで、やっくん。」

 

「なんだい?」

 

「あたしのお尻の中………どうだった?」

 

「へ???」

 

「えっとね、さっきお尻の中に指を入れたとき、

 柔らかくて暖かくて、とってもさわり心地が良かったの。」

 

「はあ…」

 

「それでね。やっくんも気持ちよかった?」

 

(何、言い出すんだ〜? この娘は!?)

 

僕は、いつもながら「これが乙女のセリフか?」と

内心呆れかえりながら、それでも無難な言葉を出す。

 

「う〜ん、わかんないね。

 体内スーツを着てたから、さわり心地も何もなかったよ。」

 

「そうかぁ… 残念だったね?」

 

「そ…そうだね。残念だったね…」

 

僕は、適当に話を合わせておいた。

…が、実はこれが大失敗だった。

 

∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽

 

数日後、まなちゃんはお風呂で…

 

「ねえ、やっくん。

 体内スーツを着ないで、あたしのお尻の中に入ってみない?」

 

「え!?…」

 

「きっと、気持ちいいよぉ☆」

 

(!!!)

 

僕の全身に緊張が走る。

 

「だっ、だめだよ!!!」

 

「遠慮しなくていいのよ?」

 

(まさか、まなちゃん、本気か?)

 

生身のままそんなところに入れられたら、生きて再び出られる保証はない。

 

「この前も言っただろ?

 無理に入れたり出したりしたら、

 小さい僕はお尻の穴の圧力で潰されちゃうって。」

 

「なによ。そんなの、やってみなくちゃわかんないじゃない。」

 

そう言うが早いか、まなちゃんは僕をさっと摘み、女の子座りのまま

お尻を少し上げると、僕を彼女の肛門へ押し当てた。

 

「ぎょぶへっ!! ぐうぅっ…」

 

彼女のお尻は石鹸で滑りやすくなり、肛門も柔らかくほぐれていた。

指くらいなら楽々入るほどの緩み具合だったが、小さな僕にとっては

鉄壁も同然だった。

 

(やめてくれぇ…まなちゃん……ううっ…死ぬ〜………)

 

僕の肺の中の空気はとっくに絞り出されてしまい、悲鳴すら出せない。

肋骨が折れそうだ、いや、首の骨が危ない…

そう思った瞬間、僕は圧縮から解放されていた。

 

「あ〜あ…やっぱりダメかぁ…」

 

まなちゃんの残念そうな声が聞こえてくる。

僕は息を整えるのに苦労しながら言い聞かせようとした。

 

「…はぁ…はぁ…だから…はぁ…無理だって…ふぅ…言ったじゃないか…はぁ…」

 

「そうみたいね。いろんな物で試してみたけど、

 やっぱり少しは硬い物でないとうまく入らなかったのよね。」

 

「おいおい。まなちゃん。そんなことやってたのかい?」

 

「うん。やっくんを押し潰しちゃったらいけないから、ちょっと練習をね。」

 

「そんなの練習したって無理だよ。

 だいたいお尻の穴って、外から中に向かって通るように出来てないんだから。」

 

「そうみたいね。イチゴを入れてみようと思ったんだけど、

 ちょっと押しただけでプチュってつぶれちゃったし。えへへ…」

 

「『えへへ』じゃないよ。さっきは僕がそうなるところだったんだぞ。」

 

「そうね。ごめんなさーい。」

 

どうやら諦めてくれたらしい。

まったく、まなちゃんみたいに好奇心旺盛な悪戯っ娘とつきあっていると、

僕のようなコビトは命がいくつあっても足りない。

ここは、もう一度念を押しておこう。

 

「とにかく、まなちゃん。僕をお尻に押し込むのは無理だし、もし押し込めたとしても、

 お尻の穴ってすごく強いから、挟まれたりしら僕なんかイッパツで潰されちゃうし…」

 

「それじゃあ、やっぱり、あの手しか無いわよね。」

 

「え? ちょっと待ってよ。まなちゃん。あの手って?」

 

諦めてくれたと思った僕の考えは甘かったのか?

 

「あたし、いろいろお尻に入れて試してみてわかったのよ。

 やっくんをそのままお尻に押し込むのは無理だってこと。」

 

「おいおい。無理だってわかっていたんなら、さっき僕を押し込もうとしたのは…」

 

「あ、あれは、もしかしたら出来るんじゃないかなぁって、ちょっと思っただけ。」

 

(諦めが悪すぎるよ。まなちゃん…)

 

「それでね。どうしようかなぁって、ちゃんとほかの方法も考えたのよ。うふふふ…」

 

まなちゃんは、プラスチックの筒を取り出した。

直径2センチ、長さ10センチほどである。

 

「これも、やっくんのために練習したんだよ! ほら、こうして…」

 

まなちゃんはバスマットの上に四つん這いになり、お尻に石鹸を塗りつけた。

上半身を下げて、お尻をくいっと上へ向けた。なんか、すごい格好だ。

そして、まなちゃんは頭と左手で上半身を支え、右手でその筒を、

自分のすぼまりへと突き立てた。

 

「ほら…こうやって…お尻を上げると…簡単に入るの☆ くうんっ!」

 

『つぷぷっ』

 

筒が、まなちゃんの肛門へどんどん呑み込まれていく。

 

(あ〜ぁ。僕のためを思うなら、変なことを練習しないで、

 早く魔法を上達して、僕を元の大きさに戻してほしいんだけど…)

 

「はあ、はあ… やっくん、

 これなら、穴に挟まれたりしないでしょ?」

 

まなちゃんは、得意げに言うと、唖然としている僕をつまみ上げ、

頭から筒の中へ押し込んだ。

 

「わわ〜っ!」

 

じめっとして生暖かい気体が充満した薄暗い筒の底には

粘液で濡れた直腸壁が微かに光って見える。

 

このまま、まなちゃんのお尻の穴の中に落ちるわけにはいかない。

何の装備も無しでそんな所に入ったら、無事でいられるかどうかわからない。

 

とはいえ、垂直に近い筒の内部には手ががりになるものがない。

僕は手足を突っ張り、体を折り曲げて、辛うじて筒の中に踏みとどまっている。

頭が下向きなので力が入れづらい。おまけに石鹸で滑る。

 

「あらぁ? どうしたのかな? 

 ほら、やっくん。遠慮しないで入っておいでよぉ!」

 

(遠慮するっ! た、たすけて!!)

 

叫びたかったが、筒の中で逆さまになって必死で踏ん張っている僕は、

言葉を発せる状況ではない。

 

僕の小さな抵抗はすぐに終わった。これ以上、力がもたない。

 

「おわーっ!!」

 

まなちゃんがヒップをひょいと揺すった瞬間、

僕は、まなちゃんの中へと落下していった。

そして直腸壁の粘膜に受け止められ包み込まれた。

 

「あんっ…」

 

まなちゃんは、直腸の中へ落ちた僕の振動を感じ取って、声を漏らした。

 

「うぐぶっ! まなちゃん!」

 

「はあ…やっくん。息は1分くらいはもつよねぇ?

 それじゃ、思いっきり息を吸って! 準備はいい?」

 

もう、止められない。

これから何が起こるか察しが付いた僕は、

まなちゃんが言うとおり、大きく息を吸い込んだ。

直腸の分泌液の臭いと、うんちの臭いが僕の肺を満たす。

 

『つぽん…きゅっ…』

 

まなちゃんは、お尻の穴に差し込んでいた筒を抜き取った。

肛門が閉じられ、僕は闇に覆われる。

 

『にゅぷっ…ぐにゅ…ぐちゅちゅっ………』

 

まなちゃんは、筒の代わりに自分の右手の中指を突っ込んで、

すぼまりの中を掻き回した。

 

「あうっ! や…やっくん。いいでしょ?

 気持ちいいでしょ? くふぅっ! あたしも… いい…

 裸の…やっくんの…体が直接…あたしの中にぃ…

 一人で…いじってた時より…ずっといいよぅ!!!」

 

まなちゃんは、いけない遊びに目覚めてしまったようだ。

 

『ぐっ…ぐぶっ!…ぐぎゅぎゅ〜っ!!………』

 

僕は、ぬるぬるの熱いトンネルの中で翻弄され続けた。

少女の腸液が僕の体を包み込み、丸太のような指が僕を腸壁に埋め、こすりつける。

体内スーツを着ていないので、僕は、まなちゃんの直腸粘膜の感触を全身で感じていた。

 

(確かに考えようによりゃ、気持ちいいことは気持ちいいけど…

 それよりも、くっ、くるしい〜っ! やっぱり、くるしいっ!!)

 

こんなに激しく動かされたら、息は1分ももたない。

このまま窒息して死ぬんじゃないかと思ったそのとき、

光が差し込み、新鮮な空気が流れ込んできた。

再びあの筒が差し込まれたのだ。

そして、まなちゃんが筒越しに話しかけてきた。

 

「はぁ…はぁ…… どうだった? やっくん、気持ちよかったでしょ☆」

 

僕はすかさず、出来る限りの大声で叫んだ。

 

「きっ、気持ちいいけどっ、でもっ、苦しくてっ、死にそうだよぉー!!

 石鹸でっ、目がっ、痛いよぉーっ!!

 まなちゃーん!! お願いっ、だからっ、ここからっ、出してよーっ!!」

 

「きゃん☆ あたしのお尻の中で、生身のやっくんがしゃべると、

 声が穴の中にこだまして、なんだか、とっても、気持ちいいよぉ…」

 

「ちょっと〜、マジで〜、まなちゃん〜〜〜!!」

 

「はあ… でも、そっか…

 死にそうなんじゃ、仕方ないね。それじゃ、出してあげる☆」

 

そう言うと、まなちゃんは筒を抜き取ってしまった。

またまた、真っ暗になってしまった。

筒を通して出してくれるものだとばかり思っていた僕は、あせった。

 

「ちょ…まなちゃん!?」

 

突然天地がひっくり返った。

滑らかな洞窟の壁がうねり、僕を押してくる。

 

「うぎゅ!?… ぐぶぶ!!…」

 

『ぷりっ… ぽちゃん』

 

僕はあの時のように、まなちゃんのすぼまりから洗面器の中へ排出された。

 

「えへへぇ! これも練習したの。ちっちゃい物でも、もう自由に出せるよ☆」

 

「………」

 

僕は無言だった。

 

「やっくん。またやろうね! 今度は目にしみないローションを使ってね。」

 

「………」

 

「その時までに、息を止める練習をしておいてね。

 1分なんて、あっという間だもの…ちょっとつまんないよ。」

 

「………」

 

「他にも色々試してみたいことがあるんだから☆」

 

「………」

 

まなちゃんの中で僕が遭難する日も、案外近いかもしれない。


 戻る  次へ

 

 魔女っ子(予定)少女 まなちゃん 目次へ戻る

 ノートリストへ戻る

 入り口へ戻る