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魔女っ子(予定)少女 まなちゃん

 

2.子供部屋

 

どれくらい時間がたっただろう。

僕はポケットからつまみ出されて、広いフローリングの上に降ろされた。

頭がくらくらし、吐き気がする。乗り物酔いの状態だ。

自分の身に何が起こったのかは(信じられないが)だいたい分かっていたので。

自分の置かれた場所が、子供用の勉強机の上であることを認識するのに

さほど時間はかからなかった。

周囲を見回すと、犬のぬいぐるみやパステル系の色の可愛らしい小物類が目に付いた。

どうやら、ここはこの女の子の部屋らしい。

僕はぐったりしていたが、当の女の子は嬉しそうな顔をして言った。

 

「さっきは乱暴してごめんなさい。

 誰かに声を聞かれて、おにいちゃんが見つかったら、

 取り上げられちゃったかも知れないからね。」

 

僕は、言いたいことはたくさんあったが、とりあえず

この女の子のご機嫌を損ねたら危険だと考えて、ソフトに対応する事にした。

現時点での、この女の子と僕との体力差は、

さっきのことで嫌というほど思い知らされている。

 

「う…ああ。ところで…その、お嬢ちゃん、これから何を…するのかなあ?」

 

僕は、いちばん気になるところを恐る恐る聞いてみた。

女の子は、ちょっと困ったような表情になり、とんでもないことを口にした。

 

「え…っと、あのね…、そう、考えてなかったわ。」

 

(はあ? でも『遊びましょ』って…)

 

女の子は、怪訝そうな僕の表情に気付いて、慌てて続ける。

 

「公園に優しそうなおにいちゃんが居たから、持って帰りたいな…と思って。

 この前の冬休みに田舎へ行ったときに、土蔵の中から見つけた古い本に

 書いてあった呪文を試してみたの。」

 

(持って帰るって… なんちゅう性格じゃ…)

 

僕は、表面上は努めて冷静に振る舞った。

 

「その呪文って? もしかして物を縮める呪文ってこと…かな?」

 

信じられない気持ちで、僕は聞き返した。

 

「うん。ぬいぐるみや椅子なんかには試したことがあったけど、

 生き物に使うのは初めてだったの、でもうまくいっちゃった☆」

 

「そ…そう… 初めてだったの… あ、そう…」

 

僕は背筋がぞっとなった。

 

(おいおい、勘弁してくれよ〜…)

 

もしも失敗していたら僕はどうなっていたのだろうか。

例えば、小さくなりすぎて、目に見えないほどになってしまったら…

 

「ところで、僕は、元には戻れるんだろうね?」

 

一番心配な点を尋ねると、女の子は元気に答えた。

 

「うん! ぬいぐるみも椅子も、元に戻ったよ。」

 

「あはは、そう。それじゃさ、そろそろ僕を元に戻してくれないかなあ?」

 

僕がそう言うと、とたんに女の子の表情が不満げに変わった。

 

「え〜っ。ちっちゃい方が可愛いよ。

 それに、元に戻したら、おにいちゃん、帰っちゃうでしょ?」

 

「え?… まあ…そうかな?」

 

「やだよぉ。せっかく来てくれたのにぃ。もう少し一緒に居てよぉ。」

 

(来たんじゃなくて、むりやり連れて来られたんじゃないか! このだだっ子!)

 

もちろん、これは口には出さなかった。

 

「もう少しって、どれくらいかな?」

 

「そおねぇ。明日まで…日曜だし…」

 

僕は考えた。この分だと頼んでも今すぐには元に戻してはくれないだろう。

この娘に敵意は無いみたいだし、思っていたほど危険でもないようだし、

今は、あてのある旅でもなし…

まあ、可愛い女の子と一晩過ごすのも悪くない。

 

「わかったよ。一晩やっかいになるよ。このままでね。」

 

僕が言うと、女の子は顔をほころばせた。

 

「それじゃあ、もう夕方だし、晩御飯にしましょうよ。

 用意するから待っててね。帰っちゃダメだよ。絶対だよ☆」

 

そう言い残すと、女の子は部屋を出ていった。

 

「この姿のままで帰れるわけないじゃないか。

 やれやれ、なんか大変なことになっちゃったな。」

 

このままでは逃げ出すことはおろか、机の上から降りることさえ容易ではない。

何もする事が無くなった僕はまだショックが残っていて暫くぽけ〜っとしていたが、

ふと机の上に小さな本が置いてあるのに気付いた。

女の子の部屋にはおよそ似つかわしくない、古めかしい本だ。

 

「あれ? これはひょっとして… どれどれ。」

 

いくら小さな本とはいえ、5センチの僕にとっては

ページをめくるのはかなり重労働だ。

なんとか数ページをめくると、それが例の本であることが分かった。

 

(よーし、ちょっと試してみよう。うまくいけば、元に戻れるかも。)

 

しかし、いきなり自分に試してみるのも怖い。

 

(何か… お? これにしよう。)

 

僕は、そばに転がっていた鉛筆に向かって呪文を唱えた。

 

「……………」

 

特に変わった様子はない。

 

「あれぇ? もう一度! ……………」

 

やっぱり何も起こらない。

 

(なんだよ。呪文の他に何かやらなきゃいけないのか?)

 

たとえば、マ○ーベルのように、『どんな緊迫した絶体絶命の状況下』でも、

『ニコニコ笑顔で跳ね回りながら』呪文を唱えないと魔法が効かない…

ということもあり得る。 

 

(この本、何か他には…)

 

僕は力を振り絞ってページをめくり続け、とうとう最後のページに到達した。

 

『本書は、我が魔女っ子族専用ですので、無関係の方はご使用になれません。

 なお、本書を使用した結果生じた如何なる損害も当方は責任を負いません。』

 

一気に力が抜けた。

 

(そーいうことは、最初に書いといてくれよう!

 要するに、あの娘が特別だったということかぁ。

 魔女?の血でも受け継いでいるってことだったのかなあ…)

 

そうこうしているうちに、女の子が戻ってきた。

ページのめくれた例の本のそばに僕がへたへたとなっているのを見つけて、

ふふーん…と鼻を鳴らして言った。

 

「試したの? えへへ…だめだったんでしょ?

 それって、あたしにしか使えないみたいなの。残念でしたあ。」

 

女の子は、まだ呆け気味の僕をつまみ上げて、続けた。

 

「それより、ごはん、出来たよ。一緒に食べよ!」

 

そう言いながら、呆けたままの僕を手のひらに載せてダイニングへと向かった。

 

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僕は子供の料理がなんぼのもんかと思って、たいして期待してなかったが、

実際に目の前に並んでいる料理はかなり本格的なものだった。

 

「へぇ! すごいじゃないか。こんなのが作れるなんて感心しちゃうなぁ。」

 

「ふふん。そぉでしょー。まあ、鍵っ子生活が長いからね。

 っていうか、実はお母さんがしっかり下ごしらえしてってくれるから。」

 

「それでもたいしたもんだよ。」

 

「ありがと! では、いっただっきまーす!」

 

体が小さいと食事にも苦労する。

どう苦労するかは容易に想像できると思うのであえて言わないが、

その苦労を補ってあまりあるボリュームに、むしろ僕は満足だった。

それに、家庭料理なんてずいぶん久しぶりだ。

 

(それにしても…)

 

僕の横でせっせと箸を動かしている女の子を眺めると、

何とも言えず豪快だ。

大型ダンプいっぱいほどにも見える大量の御飯が、

見る見るうちに女の子の口の中へと消えてゆく。

うかうかしていると、食べ物と間違えられて一緒に呑み込まれてしまいそうだ。

 

食事をしながら、いろいろな話をした。

僕がどういう人間でなにをしているか。

(さすがに、ロリーだとは言わなかったが…)

それぞれの家庭事情。友達のこと。趣味のこと。

彼女の名前は『河合まな』というそうだ。

歳は10歳で、この夏11歳になる。

まなちゃんは、彼女のお母さん(園子さん)と二人暮らしだという。

 

「あたしのお父さんって、あたしが生まれてすぐ行方不明になっちゃったらしくて、

 あたし、お父さんのこと何も覚えてないの。

 それで、大人の男の人を見ると、お父さんってこんな感じかなぁ…なんて思って、

 今日も、おにいちゃんを見つけて、こんな人がお父さんだったらなあって

 思っちゃった。」

 

(可愛いこと言うじゃないか。)

 

「ところで、その『おにいちゃん』って呼ばれるの、

 ちょっと変な気がするんだけどなぁ…もう22歳だし。

 あ、かといって、『お父さん』はもっと変だし、『オジサン』ってのも嫌だなぁ。

 ここは、こういうときのセオリーどおり、名前で呼んでくれないかい?」

 

「いいけど。『やすひろさん』? それもなんか変だよ。

 そうだ、『やっくん』! 『やっくん』って呼んでいい?」

 

無難なところである。

 

「よし、じゃあ、そう呼んで。僕も『まなちゃん』って呼ぶから。いいかい?」

 

「うん☆」

 

食事が済んで後かたづけが終わると、まなちゃんは僕を連れて部屋へ戻った。

まなちゃんは、床に置かれているクッションの上に僕を乗せると、

あちこちから色々な物を引っぱり出して見せてくれた。

昔のアルバム、旅行先で買ってもらった人形、学校で誉められたという図画…

まなちゃんは、床の上で女の子座りして話している。

僕の視界を覆い尽くさんばかりの大迫力の膝小僧に太もも。

スカートの奥には白い物が見える。

それに、まなちゃんが立ち上がると、僕はローアングルから見上げる格好になる。

 

(ああ… ぱんつ、まる見えだよ…

 むふふ、小さな体も悪くないなぁ…

 もうちょっと年上の娘の方が良かったけど…

 それにしても、まなちゃん。気付いてないのかな?)

 

盗み見るのに少し罪悪感を感じた僕は、どうしようかと迷ったが、

一応言っておいた方がいいだろうと、思い切って口を開いた。

 

「ねえ。まなちゃん。」

 

「なあに? やっくん。」

 

「あの…見えてるんだけど…」

 

「何が?」

 

まなちゃんは、ひたすら無邪気な顔で、僕を見下ろしている。

 

「いや…何というか…その…ぱんつが…」

 

「…………………………」

 

一瞬の沈黙の後、まなちゃんは大声で笑いだした。

 

「きゃははは! やだ、そんな事、気にしてたの? えっちぃ! きゃはは!」

 

笑い続ける、まなちゃんに、僕は少しむっとして言った。

 

「笑うことないじゃないか!

 僕だって男だぞ! 変な気になっちゃっても知らないぞ!」

 

僕は、そう言ってから、しまったと思った。

相手があまりに巨大なのでうっかりしてしまった。

いくら何でも、小学生の女の子に向かって言うべきセリフではなかった。

小学5年生といえば、何かと多感な時期ではないか。

それに、性知識もある程度仕入れているはずだ。

これで気まずくなってしまっては大変に困る。

だが、冷や汗をかいている僕と対照的に、まなちゃんは嫌な顔どころか

薄ら笑みすらうかべていた。

そして、僕の表情を見て、どう誤解したのか信じられないようなことを言いだした。

 

「へえ? やっくんってホントにエッチなんだ。」

 

「う…」

 

「いいわよぉ。好きなようにやってみれば? ほら。」

 

そう言うと、まなちゃんは僕を摘んで股の間に置いた。

純白の木綿ぱんつが僕の視界を覆い尽くし圧倒的な存在感を誇示している。

 

「ううっ…」

 

もちろん僕はどうすることも出来ない。

実際にどうこうしようという気は無いのだが、

たとえその気になったとしても、今の僕には、

目の前のたった1枚の布を突破することすら出来ないだろう。

まなちゃんの太ももの周りを巡っているゴムの太さは僕の腕ほどもある。

それが2重になって、ぴったりと太ももにフィットしている。

力一杯引っ張っても、今の僕では小さな隙間を作るのがやっとだろう。

よしんば、ぱんつの中に潜り込めたとしても、これだけのサイズの差は

如何ともしがたい。

僕の身長より大きい割れ目に、僕の小さな息子を挿入することは不可能だし、

体ごと入れば、僕は、まなちゃんの中で溺れて、ひねり潰されるだけだろう。

すっかり黙りこんでしまった僕に、まなちゃんがいたずらっぽく言った。

 

「ほぉらね。安心でしょ? あはは…」

 

「そうみたいだね…ははは…」

 

僕は情けなく思いながらも、少しホッとしていた。

まなちゃんの機嫌を損ねなかったということもあるが、それだけではない。

これだけ決定的にサイズが違えば、まなちゃんにイタズラすることは不可能だ。

万が一、僕が本当に変な気を起こしたとしても、問題に発展しようがないだろう。

まあ、その前に、まなちゃんが本気で抵抗すれば、

僕など一瞬で叩き潰されてしまうだろうが…

 

それならば遠慮なく、観られるものは観て、さわれるものはさわってやろう。

僕は、自分が置かれている状況を楽しむことにした。

 

(さて、そうと決まれば…)

 

その時である。

僕の下半身で、ある感覚が急激に膨らみつつあることに気付いた。

 

(え?ちがうちがう、それはず〜っと先の話だよ!)(誰に言ってるんだ?>俺)

 

そうじゃなくて、オシッコがしたい。トイレに行きたくなったのだ。

 

僕は、早速、まなちゃんに訴えた。

 

「そっか、トイレね。ちょっと待って。すぐ連れてってあげる。」

 

まなちゃんは僕をつまみ上げて軽く握り、部屋を出た。

 

∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽‥∽

 

トイレに着くと、まなちゃんは僕を便座の上に乗せた。

 

「さあ、どうぞ。」

 

まなちゃんはじっと僕の方を見ている。

 

「ど…どうぞって… 出てってくれないのかい?」

 

相手は子供だが、マジマジ見られるとやっぱり少し恥ずかしい。

 

「あら、だって、見てないとあぶないでしょ?

 ほら、この中に落っこちちゃったらどうするの?」

 

まなちゃんは、手を伸ばして便器の中を指さした。

僕の視線はまなちゃんの指先につられるように便器の中へと移動する。

 

(あ? ううっ…)

 

確かに、ちょっと目眩がした。

薄いクリーム色の便器の中には、その一色しかなく、遠近感に乏しい。

じっと覗き込んでいると、方向感覚すら危うくなってくる。

油断していると本当に落っこちかねない。

この中に落ちてしまったら、まず自力で這い上がることは出来ないだろう。

 

僕は、渋々、彼女の前で放尿を始めた。

 

「へえ、男の人のってこうなってるんだあ。でも小さすぎてよく見えないな。」

 

まなちゃんが僕の方へ顔を近付けてきた。

 

(おいおい、なにすんだ! 恥ずかしくないのかよう…)

 

完全にあきらめた僕は、心の中で抗議するだけであった。

 

用を済ませた僕の、むすっとした顔に気が付いて、まなちゃんは言った。

 

「ねえ、あたしだけ見ちゃったら不公平だよね。あたしのも見せてあげようか?」

 

(な、なにいーっ! この娘、本気か? じ…冗談だよね?)

 

驚きのあまり何も口に出せない僕が黙ったままなのを肯定と受け取ったのか

まなちゃんはスカートをまくり上げ、ぱんつを下ろしはじめた。

ゆっくりと、白い木綿のぱんつが膝の下まで降ろされた。

まなちゃんが右足を引き抜いて手を離すと、

ぱんつはスッと落ちて左足の靴下にからみついて止まった。

ちなみに靴下は、白地にサクランボのワンポイントだ。

まなちゃんの大事な部分は、再び落ちてきたスカートの下に隠されている。

次の瞬間、まなちゃんは、くるっと体の向きを変え、お尻をこちらに向けた。

そして、スカートを両手で持ち上げて、便座の前部分に居る僕を跨いで、

便座に座ろうとしている。

 

(はううっ!!)

 

僕は、心の中でうなった。

金縛りにでも遭ったかのように目が離せない。

 

一対の白い大理石の柱のような太もも。

ガスタンクのように巨大で、みずみずしい桃を思わせるお尻。

その間にはマンホールほどもあるすぼまりが…。

そして、その前の、ふっくらとした丘には産毛が微かに輝いている。

丘に通った一筋の割れ目。

それらが、僕の上を覆うように、ゆっくりと降りてくる。

 

まなちゃんは僕を気遣って、そっと便座に座った。

ところが僕ときたら、まばたきもしないで視線で追っていたので、

バランスを崩して、派手にひっくり返ってしまった。

 

(落ちる!?)

 

まなちゃんが指先で止めてくれなかったら便器の中にまっさかさまだったろう。

 

「くすくす…

 ほぉら、言ったとおりでしょ。やっくん一人じゃ危ないってわかったでしょ?」

 

僕は、あまりにもきまりが悪くて何も言い出せなかった。

おずおずと、まなちゃんの方を見ると、まなちゃんの顔は紅潮していた。

自分から見せたとはいえ、さすがに、こう、まともに見られたら、

恥ずかしくない訳がないだろう。

やがて、まなちゃんの割れ目から薄黄色の奔流がほとばしった。

それは一瞬のうちに大きさを増し、轟音を響かせて見事な弧を描きながら

僕が立っている場所の真下の壁へと衝突している。

霧状のしぶきが僕の所まで飛んでくる。

 

(うわぁ…ダムの放水みたいだ…)

 

まなちゃんはまだ子供なのでオシッコのアンモニア臭も少ないとはいえ、

なんとも言えない臭いが辺りに充満し、僕は再びクラクラとなった。

 

「ほらほら、やっくん。しっかりしないと落ちちゃうよ?

 それとも、あたしのオシッコの中で泳ぎたい? うふふ…」

 

(こ…この娘…なにを言うんだ? 

 でも、ちょっと下から見上げてみたい気はするけど…)

 

「僕は何も言えずに、薄黄金色の川をただ見つめるだけだ。」

 

やがてまなちゃんは用を終えたが、

何故だか、そのまま動かなくなってしまった。

 

(ちょっと… この目つき… いっちゃってないか?)

 

「おーい! どうしたんだよう。」…「おーい…」

 

何度も呼びかけてみたが、やっぱり動かない、

まなちゃんが掴んで捲り上げていたスカートが手を離れてふわりと落下し、

僕の上空を覆い尽くした。まなちゃんの顔はもう見えない。

厚手のスカートに覆われた薄暗い空間に、滴を光らせた白い割れ目が

浮かび上がって見える。その下には深く大きな闇…

僕は、その中に吸い込まれてしまいそうな錯覚を覚えた。

 

まなちゃんが正気に戻り、僕がトイレを後にすることができたのは

それから更に10分後であった。

 


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