魔女っ子(予定)少女 まなちゃん
21.A 今夜は、一緒に○○○○○しよう!
「たすけて! ドラ●もん。 じゃなくて、やっくん!」
「おぃおぃ。またかよ?」
「だって、だって、算数、苦手なんだもん。
こんな真っ白なプリント、先生に見せたら居残りさせられちゃうよぉ。」
「もう夜の10時か。良い子は寝る時間だよなぁ。
まったくもう、どうして、もっと早く言わないんだよ。」
「えへっ☆ さっきまで忘れてた。」
「都合のいい脳みそだなぁ。仕方ない。教えてやるから。」
「ねぇー、やっくん。半分やってくれない?」
「だめだめ。
一緒に 『 しゅくだい 』 するって言っても、なるべく自分でしなくちゃ。」
「ちぇー」
「あー。図形の問題か。なるほど。まなちゃん、得意じゃないよな。
これは、図の(ア)の範囲を切って180度回して(エ)のところに持っていくと…」
「・・・・・・・・・・」
「あっ!? こら! まなちゃん、速攻で寝るなよ。」
「…んー…だって…つまんないんだもん………」
「しっかりしろよ!
いいか? ここがピッタリ重なるだろ?
(イ)のところも同じようにして…って、まなちゃーん?」
「・・・・・・・・・・」
「わーっ! 寝るなっ! 机で寝ると風邪ひくぞ!」
「…う…ん…うにゃ………」
「だー。だめだこりゃ。」
「・・・・・・・・・・」
「わかった。もういい。寝るならベッドで寝ろ!」
「…ん…うん……おやすみぃ………」
「まなちゃん、一度寝たら朝まで起きないから、
熟睡する前にベッドに入れないと、僕の力じゃ、どうにもならないからなぁ。」
「…ZZZ…zzz………」
「くそー。気持ち良さそうに寝やがって。
宿題は誰がやるんだよーっ!?……………って言っても聞いてないよね?」
「…zzz…zzz………」
「……………………コビトには重労働なんだよ? 普通の大きさの文字書くの…」
「…zzz…zzz…zzz………」
「はぁ… やるっきゃないのか。
えーっと、僕のインペはどこかなっと…」(※)
(※) インペ :
コビト専用『インテリジェント・スーパーソニック・インパクト・ペンシル』
の略称。(詳しくは「20.オトナの事情」参照)
魔女っ子(予定)少女 まなちゃん
21.B △△△を▽▽▽▽して、いい気持ち! ◇◇を□□□して、いい気持ち!
「やっくん。これで、どう?」
「うん、いい感じだよ。」
「びっくりしたよぉ。
いつもと同じつもりだったのに、やっくん、ぐて〜って、のびちゃうんだもん。」
「そうだな。ちょっと体調が悪かったんだろうな。しかし、情けないなぁ。
まなちゃんの上着のポケットの中でシェイクされたくらいで乗り物酔いするとは。」
「さっきは顔が真っ青だったけど、元どおりになってきたね。」
「ああ。もう大丈夫。 まなちゃんのおかげで、すっかり気持ちよくなったよ。」
「けっこう難しかったんだよ。やっくんを潰しちゃわないようにね。
こんなふうに、やっくんの 『 せなか 』 を、薬指で優しく 『 なでなで 』 して…」
「こういうのを 手当て っていうんだよな。ありがとう。」
「うん。よかったね。」
「そうだ。お礼に、あれ、やってあげようか?」
「ほんと!? うれしい。 えっと、道具はどこだったかな…」
「道具なんてあっても、コビトの僕には使いこなせないよ。
それよりも、まなちゃんの 『 みみ 』 の穴に体ごと入って、
体全体を使って 『 そうじ 』 したほうが簡単で確実だからね。」
「そっか。あたしも、そのほうが気持ちいいから大好き☆」
「じゃあ、まなちゃん。もう少し僕を小さくしてくれる?」
「わかった。2センチくらいでいいかな?」
「いいよ。耳の穴は狭いからな。じゃあ、行くよ。まなちゃん。」
「うん、来て。やっくん。」
「これ、どう? どうだい? まなちゃん。」
「ああーん! やっくん、そこ、そこっ、気持ちいいよぉ〜」